1991年年9月、三茶書房から刊行された堀内幸枝(1920~)の第6詩集。装幀は山高登(1926~)。
目次
序詩 村のたんぽぽ
不意の翳
- 不意の翳
- 1 いらくさ
- 2 いまはもう
- 3 鳥
- 昔の蝶
- いらくさ道
- 1
- 2
- 3
- いらくさ詩集
- 眼
- いまは昔
- 愛とは
- おもえが追うのは何?
- 落葉
- 古きぶどう蔓
- 村の山々
- 扇状地の村
- 藪草路
- 寂しい野
思い出の村
- 思い出の村―風化の中―
- 1
- 2
- 古い塚
- いらくさ道に雨
- 小雨は葱畑に
- 白い蝶
- 蝉
- 夏の夕べ
- あの頃―柿の花
- 桑畑の道
- 山は秋風
- 今は昔の話
- どんどんぶち
- 崖の村
- 寂しい村の三つの花
- うつぎの花
- こんぺいとうの花
- 蕎麦の花
- 一つの谷間
- 秋のほそ道
- 雪の日に来る人よ
- 山峡の駅の花
- いまもなお麓の村よ
母に
- 夕立―母に―
- おかあさん
- わが田園詩
- 声
- どんどん淵の栗の木
- 畑の話
- 続 畑の話
- 遠い雨
- 母さんが死んで
- 母への道
あとがき