死をめぐるトリロジイ 菅谷規矩雄

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 1990年10月、思潮社から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の遺稿詩文集。装幀は東幸見。

 

目次

第一部詩篇 Zodiac Series

  • [かな、名]
  • [サンスイ]
  • 至近
  • [なるか、ミ]
  • METS 84(Part1)
  • METS 84(Part2)
  • [2.5R 7/7]
  • Papegai/savoir
  • Non si volta chi a stella é fisso.
  • 永眠のララバイ
  • [2.5R 6.5/8]モ、モ、モ
  • [ケリ]

第二部 死をめぐるトリロジイ

  • 「中世のはげしさの……」
  • ≪言葉≫と死
  • 縄文的遊魂、か。――ひとつの再生譚
  • 手記(80.11.10~80.12.12)
  • 死をめぐるトリロジイ

解説 (北川透) <詩的メーロス〉の発見――菅谷規矩雄、最後の詩と遺稿への註
菅谷規矩雄年譜


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愛撫の画家 村岡空詩集

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 1966年12月、思潮社から刊行された村岡空の詩集。

目次

  • 夢うつつ
  • 芽と実
  • 滴る
  • 分っている
  • わかよたれそつねならむ
  • 愛撫の画家
  • 声なき声
  • 両界曼荼羅
  • 金剛界曼茶羅
  • 胎蔵界曼茶羅
  • 輪廻転生
  • 日本破壊党
  • 一発
  • 地獄変相
  • 人柱
  • 金釘流
  • 過去現在因果経
  • 裸の形
  • 黄鐘調
  • 虫食偈
  • 山川草木
  • 天一
  • 呪う
  • 見詰める
  • 濡れる
  • 狂う
  • 水中花
  • 脱ぐ時
  • あるべきありようについて
  • 大海原


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砂金 西条八十詩集

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 1919年6月、尚文堂書店から刊行された西条八十の第1詩集。画像は重版。

 

目次

・砂金

  • 梯子
  • 蠟人形
  • パステ
  • 正午
  • 桐の花
  • 戀と骨牌
  • 石階
  • 鸚鵡
  • 黒子
  • 七人
  • 文穀
  • 誰か
  • 薔薇
  • トミノの地獄
  • 悲しき唄
  • 朱のあと
  • 今日も
  • 柚の林
  • 柚の實
  • 躑躅
  • 懈怠
  • 雞頭
  • 海にて
  • St.Bernard
  • 砂山の幻
  • 芒の唄
  • 何處
  • 陶器師の唄
  • 想ひ
  • 欺罔
  • 顔の海
  • 胸の上の孔雀
  • 冬の朝の鞦韆
  • 失へる人形
  • 假面

・遠き唄

  • 鈴の音
  • 薔薇
  • かなりや
  • 海のかなりや
  • 手品
  • 雪の夜
  • 蝶々
  • 小人の地獄

・曠野

  • 曠野
  • 領土
  • 温室


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遊園地 市川君江詩集

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 1958年1月、甲陽書房から刊行された市川君江の第1詩集。編集は日本未来派。装幀は木原孝一。


目次

  • 土塀
  • 猟人
  • 遊園地
  • 干潮
  • 箱庭
  • 雪の吊り橋
  • ふるさとの湖
  • 鳥居
  • 水門
  • 行楽
  • 風鈴
  • 灯籠流し
  • 煙突について
  • 鳥籠
  • 高原の朝
  • 高原素描
  • 遺跡の丘
  • 火事

私はこういう詩を書きたい―あとがきにかえて―


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花意無情 関谷忠雄詩集

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 1957年11月、牧神詩社から刊行された関谷忠雄の詩集。

 

 私が詩を書きはじめたのは、中学生の頃で、多分15才位だと記憶している。それから27才で入営するまでの約12年間の詩活動が、自分としては詩に熱情を傾けた時代で、この間に、詩誌「牧神」「鯱」を編集した。
 その后は、次第に、詩に対する自信と情熱を失いつつも、わずかながら詩作をつづけてきた。しかし、名はや、若い日の、あのひたむきな精魂には比すべくない。
 詩集「花意無情」は、初期から、戦后に亘つての作品中、詩集「経歴」(昭和6年刊)、詩集「鯱」(昭和12年刊)に収め得なかったものの一部を収録した。
 実は、私の全くの不用意から、留守宅を戦災で焼かれ、一切を失ひ、その際原稿も詩書、詩誌も、悉く灰燼に帰してしまった。このため、過去の作品は何もなくなつてしまつた。殊に、未発表の出征中の作品数百を始め、過去数千の作品を一挙に失ったことが、終生の深傷となってしまった。
 従つて、本書に収録した作品は、僅かに、畏友高木秀吉兄の手許に残っていた旧作に、戦后のものを加えた拾遺にすぎない。大変不本意な作品が多い。何とかして収録したい作品名多かつたが、詩稿が発見出来なかつた。
 しかし、これらの拙い作品で名、私は私なりに、愛着をもつているので、この機会に、まとめておくこととしたまでである。
(「あとがき」より)

 

目次

・想念

  • 幼児の微笑
  • 画像
  • 幼虫の螢
  • 朝顔の実
  • 松籟
  • 新宿風景(其の一)
  • 海と女
  • 暮れ方の街で
  • 想念
  • 朝の海

・花意無情

  • 花意無情
  • 白い断崖
  • 黒い脉搏
  • 自分に
  • 青い魚
  • 系図

・赤い風車

  • 十字架とバルーン
  • 碑銘
  • 赤い風車
  • Lowland 点出
  • 食傷
  • 張見世
  • 風景
  • 墓碑訓
  • 虫歯
  • 虹を亘る爬虫類
  • 獲物

・妻を恋ふる詩

  • 故里点景
  • 美しいものへ
  • 恒春園で
  • 知子
  • 妻を恋ふる詩

・押花通信

  • 別れの歌
  • 七つの画像
  • 秋の雨
  • 押花通信
  • 思弁の故里
  • 中年

あとがき

 

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日付のない日記 中村千尾詩集

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 1965年7月、思潮社から刊行された中村千尾の第3詩集。

 

 この詩集は、無限、ポエトロア、風、ゆり、詩苑、詩学朝日新聞三田文学、GALA、JUANE、に発表したもので、旧作の一部と最近の詩を集録いたしました。特に「日付のない日記」の四篇の詩は亡き夫、島田昇の霊にささげたものです。この詩集の出版にあたって、村野四郎氏、藤富保男氏、小田久郎氏の御厚意を感謝いたします。
 尚、表紙は娘、秀子が描いてくれましたことを付記いたします。
(「あとがき」より)


目次

  • 死者の季節
  • 日付のない日記
  • 日付のない日記
  • 日付のない日記
  • 日付のない日記
  • 黙示
  • 夜の旅人
  • 雲のうた
  • 雲のうた
  • 動いている風景
  • 冬の断面
  • 私と細胞
  • 燃えるジラフ
  • 日記風のモノローグ
  • 硝子の中の夜
  • 午後のレモン水
  • 動いている肖像
  • 夜の旅
  • 忘れていた季節の歌


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日本女性詩人集 詞華集 1930年版

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 1930年7月、詩集社から刊行されたアンソロジー詩集。

 

 日本に於ける女性詩人の詩華集が、いまだ刊行されぬのを遺憾として、先輩諸姉のお力を借りてこの集を編みました。
 私たちはこの集のために、あらゆる愛と熱とを注ぎましたが、微力の致すところ、なほ不滿足の點が多々あることゝ思ひます。然し、後日、識者の手によつて萬全をつくした大集の成ることを期待し、その日のために、又、女性詩人の詩の進展のために、この集が何分か寄興するところあれば、望外の喜びと思ひます。
 この企てのために、與討野晶子氏、深尾須磨子氏、生田花世氏を初め先輩諸姉が、快く玉稿をお送り下すつたことを、嬉しくお體申あげます。
 何、作品の配列は確然とした根底があるわけではありませんが、詩人の歴史的順位をもって編みました。
(「序/井上淑子」より)


目次

  • 與謝野晶子
  • 小曲五章
  •  釣
  •  人
  •  園中
  •  拍子木
  •  草
  • 深必須磨子
  •  圓い卓
  •  はあもにか
  •  凧
  •  爐
  •  霧の日
  •  座
  •  朝の言葉
  • 生長花世
  •  瀧
  •  白き夫人
  •  皿割り女
  •  親のなさけ
  •  蛸の唄
  • 川路せい子
  •  別離
  •  過ち
  •  誰れが
  •  毒草
  •  春は歸れど
  • 米澤順子
  •  冬の家
  •  冬のかをり
  •  牛
  •  髪
  •  青葉に雀
  • 澤ゆき子
  •  銀の谺
  •  さらばをした私に
  • 中田信子
  •  山女に寄する
  •  夫に捧ぐ
  •  雪晴
  •  わびしい夕
  •  短唱
  • 山口宇多子
  •  失つた機會
  •  黄菊
  • 坂本茂子
  •  日曜日
  •  五月
  •  外套のはね
  • 目次緋紗子
  •  旅人の詩
  •  夜
  •  弟に
  •  石
  • 英美子
  •  れいめい
  •  赤い耳
  • 森三千代
  •  坊や
  •  恐怖の海
  •  ムヰシュキン公爵と雀
  • 友谷靜榮
  •  秋
  •  液状空間と蝶
  •  植物の散歩
  •  貴夫人と猫
  • 碧 靜江
  •  新宿と夜の女達と
  •  化物共と牢獄
  • 林 芙美子
  •  木賃宿
  •  朱帆は海へ出た
  •  海峡の夜明
  • 後藤郁
  •  眞晝の花
  •  テニアン島
  •  十二月の夜天の下
  • 窪川いね子
  •  ビラ撒き
  • 壺田花子
  •  黄色い薔薇
  •  新月招待
  • 後藤八重子
  •  竹林閑居
  • 松村敏子
  •  里子は嘲笑ふ
  •  内心素描
  • 菊池ゆき
  •  幼兒
  •  夏草
  •  屋上庭園
  • 高橋たか子
  • 冬の詩
  •  梢
  •  雪女
  •  春をきく
  • 村松ちゑ子
  •  追憶
  •  倦む日うたふ
  • 澤木隆子
  •  草へ寝よう
  •  辭
  • 館 美保子
  •  沈める街衛
  •  ABASENT?
  • 井上淑子
  •  樹液の熱情
  •  アダムの首
  •  葱を持てる女
  •  深夜抒景
  • 竹内てる代
  •  母
  •  泣くんぢやない
  •  かたみ
  • 永瀬清子
  •  黒犬と私
  •  九月
  • 大崎安藝子
  •  樂聲
  •  野良犬
  • 岡本咲子
  •  摘草
  •  煩悩
  •  母
  •  あかるさ
  •  なみだ
  • 丹塜もりゑ
  •  夜の鏡
  •  舗道
  • 加藤壽美子
  •  枯草の道
  •  退屈な風景
  • 中西不二子
  •  子供の死
  •  目覚め
  • 渡邊衣子
  •  ひとり思へば
  •  人間嫌ひ
  •  泉に歌ふ
  • 木葉
  •  駒澤の雑木林
  •  私のやさしいお友達
  • 岡村須磨子
  •  愛を繕ふ
  •  春の日に
  • 露木陽子
  •  女よ
  •  春だ
  • 山本華子
  •  山にかへりたくなつた
  •  芹
  • 住川成子
  •  私は疲れたのか
  •  故郷が呼んでゐる

 

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