詩の本 佐藤春夫

 1960年6月、有信堂から刊行された佐藤春夫(1892~1964)の詩文集。装幀は高田博厚

 

目次

・けいもう詩話

  • 新體詩小史
  • 詩風の變遷發達
  • 藤村の「草枕」を讀む
  • 伊良子淸白の「漂泊」を讀む
  • 有明の「家根のくさ」と鷗外の「過現未」
  • 現代詩はなぜ難解か
  • 詩人島崎藤村評傳

・ざつさん詩集

  • 慶祝歌
  • 御成婚奉祝歌
  • 竹苑春風曲併序
  • 皇孫御降誕の佳き日に
  • 福澤先生を仰ぐ
  • 少年の秋
  • おとたちばな
  • 陽春曲山村夜祭
  • 口ずさみ
  • 望鄕新春曲
  • 小鳥の歌へる
  • 歸去來歌
  • 四月五月は
  • 徐福の船
  • 銀座街頭口吟
  • たばこ工場
  • 海濱殘雪曲


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相姦記 粒来哲蔵詩集

 1985年10月、鱏(えい)書房出版から刊行された粒来哲蔵(1928~2017)の第9詩集。著者自装。第4回現代詩人賞候補作品。

 

目次

・相姦記

  • 犬の首
  • 相姦記
  • 椿
  • 蜘蛛
  • 洗う

・砂の上の魚

  • 柘榴
  • 擬蜂
  • 狐舞
  • 砂の上の魚

・包装紙へのオマージュ

  • 包装紙へのオマージュ

・与謝

  • 白い土
  • 邂逅
  • 指について
  • 砂の電車
  • 死者の宴
  • 伝説
  • 海と山と
  • 与謝


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日本詩の古代から現代へ 網谷厚子

 2019年6月、国文社から刊行された網谷厚子(1954~)の評論集。カバー装画は高田有大。著者は富山県中新川郡生まれ。

 

 「日本語」で詩を書くとはどういうことなのか。「日本語」の特質を存分に発揮した〈洗練〉された表現はできないか。第一詩集を出してから、四十年以上も、私は追究し続けている。「日本語」が纏っている美しい〈佇まい〉、他の言語の翻訳では伝わらないであろう、独特な言い回し。古典文学を専門とする私は、「日本語」が、古代から連綿と現代に至るまで受け継いでいる〈味わい〉を、自分が書いている「詩」で生かせないかと格闘している。
 「短歌」「俳句」の短詩型文学で築き上げ、磨き上げられてきた〈表現〉。言葉が躍動し、あるいは突然の〈間〉による沈黙。翻弄され、誑かされ、時に泣かされる。文学は、何百年、千年以上もの時を超えて、私たちのもとにダイレクトに届けられる。これは、世界でも稀有の、日本文学の〈奇跡〉である。
 めまぐるしく科学・技術は進歩し、強固なAIと無防備な人間との、終わりのない〈戦い〉が、ボードゲーム以外でも現実世界ではすでに始まっている。そんな時代だからこそ、〈やわやわ〉と、深く長い時間を遡り、さらに未来へと歩を進めていく、健気な試みが必要ではないだろうか。じっくりと取り組むことでしか、見えない〈真実〉がある
 平成二〇年から一一年間沖縄に住んでいた。その土地に住まなければ、見えないもの、気づかないことが、なんと多いことか。沖縄への旅は終わる。
 しかし、「日本語」による〈表現〉の旅は、まだ始まったばかりかもしれない。私の命の火が消えるその日まで、しぶとく取り組んでいけたらと思う。
(「あとがき」より)

 

 

目次

  • 歌の始まり
  • なぜ人は〈うたう〉のか?
  • 〈ことだま〉は生きているか
  • 〈思い〉は届けられるか
  • 〈類型〉という器
  • 助詞〈は〉の躍動
  • 助詞〈を〉の働き――ただ中に飛び込む勢い
  • 時を巡る〈旅人〉
  • 跳梁跋扈する〈人称代名詞> ――田村隆一詩について
  • 〈貧しさ〉という修辞
  • 〈悲しみ〉はどこから?
  • 詩を書く〈情熱〉を燃やし続ける
  • 〈孤独〉という病――萩原朔太郎『月に吠える』について
  • 与謝蕪村の〈詩〉の占める位置

あとがき

 

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うずくまる陰影のための習作 粒来哲蔵詩集

 1981年10月、花神社から刊行された粒来哲蔵(1928~2017)の第8詩集。著者自装。

 

目次

・うずくまる陰影のための習作

  • うずくまる陰影のための習作
  • 運河A
  • 運河B
  • 海処より
  • 日付のある三つの情景
  • 向こうへ
  • 湖沼とその周辺

・異城の人

  • ブラシ
  • 鴉など 
  • モニカ
  • 白い馬
  • 父と子 
  • インゲボルク

・劇

  • 花器が花を拒むとき
  • 坂のある風景
  • 丘・島

 

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苔桃の酒 小池純代歌集

 1994年9月、砂子屋書房から刊行された小池純代(1955~)の第2歌集。刊行時の著者の住所は横浜市港南区

 

目次

・一九九一年

  • 無題
  • 間奏曲
  • 手紙について
  • 顔のない影
  • 人體嬉遊曲
  • 旅行について
  • 櫻花畫譜
  • 紅天之圖
  • 名前のない國
  • 夏野戲畫
  • 冥府之圖

・一九九二年

  • 哀傷聖母小咀
  • 一日の息
  • 口の端に 
  • 棘ある心
  • やまぶき
  • 翼ある馬
  • あや
  • 眠る虚
  • 十一月のヴァリエテ
  •  ファンシー
  •  鹽の人人
  •  いろは歌

・一九九三年

  • 童心主義者たち
  • 冬の魚
  • 春の熊
  • 夏の鳥
  • 秋の馬

・一九九四年

  • 白玉
  • 百日
  • 火酒

おぼえがき

 

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穴 粒来哲蔵

 2006年10月、書肆山田から刊行された粒来哲蔵(1928~2017)の第13詩集。装画は著者。著者は米沢市生まれ。1934年に郡山市に転居。

 

目次

・ゴドノフと私

  • ゴドノフと私
  • 闇の中
  • 終幕記
  • 木霊
  • 白い花、あるいはコータンダリア
  • 黒い蝶 1
  • 黒い蝶 2

・土瓶の唄

  • 土瓶の唄
  • 少女記
  • アルジェのロバ
  • 山岳郵便配達員李愈由・不明
  • 右衛門偽伝
  • 百舌

・葱と茶

  • 花嫁 1
  • 花嫁 2
  • 隣人
  • 人形師・K
  • 葱と茶
  • 茶の男

猿猴

  • 笑う猿
  • 歯記
  • 猿猴

 

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こけし手帖総目録

 2014年10月、東京こけし友の会から刊行された「こけし手帖」の総目録。

 

目次

  • こけし手帖関連年表
  • 注意事項
  • 総目録記載要領
  • 名品こけしとその工人
  • 工人及びそのこけし
  • こけしの系統
  • こけし研究
  • 木地業及び木地屋関係
  • 工人の俤
  • 論説・論考・評論
  • 記録と資料
  • 深沢要関係
  • 周年記念
  • こけし祭り・コンクール
  • 友の会賞関係
  • 友の会旅行
  • 産地訪問・紀行
  • 木地玩具など
  • こけし入門講座
  • 豆知識
  • 工人紹介
  • 収集家訪問 
  • 随筆・随想
  • 身辺雑記
  • 年頭所感
  • 巻頭言
  • 工人及び会員追悼
  • 俳句・短歌・詩など
  • 文献・書評・新刊紹介
  • 例会ギャラリー
  • こけし談話会
  • 地方頒布
  • おみやげこけし
  • 対談・座談会
  • アンケート
  • 工人訃報
  • 工人名簿
  • こけし手帖
  • 例会
  • 例会頒布こけし
  • 会の運営
  • 会からのお知らせ
  • その他....


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