1991年12月、近文社から刊行された山口三智(1926~)の第8詩集。著者自装。石彫、スケッチは長女の山口さとこ。著者は兵庫県神崎郡市川町生まれ。刊行時の住所は京都府亀岡市。
目次
- 名もわからないとり
- 白い華ばなの円舞
- 仄かなる芽
- たたらと砂嚢
- 白花ときびのくろひめ
- 初鹿野の寒村 1・2・3
- 裏日本から
- 余野川は垂水から垂水へ
- 春雪の日のたべもの
- 雑木林のリリパット
- 鳥どりのかたち
- 夏の夕べ
- 砂よ
- 頻迦鳥(カラビンカ)
- サフランの朝
- サフラン摘み
- 夏の百合花
- 星空を宿した”掌”
- 蒼空のまなざし
- 銀河系宇宙からの星 星
- サンコウ鳥
- 水無月の鳥
- 鳥
あとがき