2020-12-11から1日間の記事一覧

夜に触わる たかぎたかよし詩集

2001年5月、編集工房ノアから刊行されたたかぎたかよしの第6詩集。表紙は高田節子。刊行時の著者は明石市在住。 なぜ「夜」だったのか。「夜」としたのは人の何事だったのか。母の死にまつわる「夜」を記した発端があり、以後、身辺の六年を連作として書き続…

時間の草 豊原清明詩集

2005年6月、ふたば工房から刊行された豊原清明(1977~)の第3詩集。表紙は広田泰。付録栞は、安水稔和「詩から遠く 詩も近く」。著者は神戸市生まれ。刊行時の住所は神戸市垂水区。 目次 Ⅰ 芽吹く春 ドングリ 緻密な生活 ぼくのやもり――映画「スケアクロウ…

古本愛好家の読書日録 高橋輝次

2020年11月、論創社から刊行された高橋輝次(1946~)の古本エッセイ集。装幀は宗利淳一。 目次 由起しげ子『本の話』他二篇を読む――円地文子の短篇とともに 南天堂喫茶部が出てくる小説を読む――神戸雄一『番人』より 埴谷雄高『酒と戦後派』をめぐって――菊…