奈落の神々 炭鉱労働精神史 森崎和江

 1974年4月、大和書房から刊行された森崎和江(1927~2022)のノンフィクション。装画は司修、装本は中島かほる。


目次

はじめに

第一部 労働

第一章 やまの人びと――坑夫聞書

  • 赤不浄
  • 日本雲助
  • 米のちから

第二章 もえる石――草創期

  • いしずみ伝説
  • 百姓の手すきの折に
  • つるべ掘り・五平太掘り 
  • 旅人(たびにん)と旅出し
  • こも包の小児が浮いている沼

第三章 掘子――藩制末期

  • 打ちつづく凶作のため
  • 流浪する掘子
  • 唐津げざいにん
  • 江戸成敗

第二部 創造

第一章 やまの神――明治期

  • 知らずに行けば目をとられる
  • 地底のやみヘ
  • ウントキひとり助かる
  • 吝気する神
  • 骨噛み 
  • 忌みことば

第二章 鎮魂――大正期

  • この世の地獄 
  • 死霊
  • 水非常とお大師さん
  • 坑夫の札所
  • ダラの木にのぼる

第三章 頼母子(たのもし)――昭和初期

  • 石炭がわしを呼ぶ
  • 山祭り
  • 消えない

あとがき

 

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