1983年7月、恒文社から刊行されたカジミェシュ・モチャルスキ(1907~1975)によるノンフィクション。翻訳は小原雅俊(1940~)。
目次
序 フランチシェク・ルィシュカ
- 第1章 シュトロープと差し向かいで
- 第2章 ヒュルスカー族族長ビスマルクに仕えて
- 第3章 皇帝(カイザー)の旗のもとで
- 第4章 編集者
- 第5章 ミュンヒェンの天啓
- 第6章 リッペは“国民の意思を表明する"
- 第7章 従順にして満ちたり、威風堂々たる男
- 第8章 連合連隊(フロックシュタンダルテ)の先頭に立つ
- 第9章 ダハウ、ベネシュの別荘、そしてチャーチルの湯舟
- 第10章 不吉な鳥、ふくろう
- 第11章 "銃後の"前線で
- 第12章 アウトバーンとウクライナの夢
- 第13章 "はや(カフカスの)庭にいて……"
- 第14章 大作戦行動(グロースアクツイオーン)の稽古と序曲
- 第15章 ゲットーの空にはためく旗
- 第16章 グレートハンティング
- 第17章 勇士の十字章
- 第18章 アーバー・グーター・マン!(しかしいい男だ)
- 第19章 ゲルマンの第七天国
- 第20章 大理石の大使館とユダヤつづれ織り
- 第21章 八歳の親衛隊員
- 第22章 "住民はがっちり掌握していた"
- 第23章 シュトロープ、元帥を整理する
- 第24章 狼少年隊(ヴェーヴオルフ)最後の砦
- 第25章 米軍飛行士の殺害
- 第26章 処刑台
解説
「死刑執行人との対話」はどのようにして誕生したか(インタビュー)
カジミェシュ・モチャルスキについて(アンジェイ・シュチピョルスキ)
訳者あとがき