1967年6月、新潮社から刊行されたアラン・ロブ=グリエ(1922~2008)の評論集。翻訳は平岡篤頼。
目次
・新しい小説のために
- 理論はなんの役に立つか
- 未来の小説への道
- 時代おくれの若干の概念について
- 作中人物
- 物語
- 政治参加(アンガージュマン)
- 形式と内容
- 自然・ヒューマニズム・悲劇
- 現代的アントロジーのための断章
- レーモン・ルーセルにおける謎と透明性
- ゼーノの病める意識
- 夢想家ジョー・ブスケ
- サミュエル・ベケット――舞台における現前
- 自らを作りだす小説
- 新しい小説・新しい人間
- 今日の小説における時間と描写
- 写実主義(レアリスム)から現実(レアリテ)へ
・スナップショット
- 三つの反射的映像
- マネキン
- 代教
- 間違えた道
- 帰り道
- 舞台
- 浜辺
- 地下鉄の通路で
- エスカレーター
- 地下道
- 自動扉のうしろで
- 秘密の部屋
ロブ=グリエについて