2000年8月、レアリテの会から刊行された同人誌「舟」の後記集成。
目次
- 1号(75年8月)創刊同人近況他
- 2号(75年11月)●詩=人間の自由の証
- 3号(76年2月)●詩は個の所有に属さない
- 4号(76年5月)●「舟」では画も詩である
- 5号(76年8月)●読者に迎合しない詩を
- 6号(77年2月)●詩的状況を離れた場所で
- 7号(77年3月)●魂の鍛冶場としての同人誌
- 8号(77年6月)●中産階級意識と詩の繁栄
- 9号(77年10月)●既成の文学概念の破壊を
- 10号(78年1月)●欠乏と飢えの中から詩が
- 11号(78年4月)●事実から出発せよ
- 12号(78年7月)●夜明けの感覚と想像力を
- 13号(78年10月)●表現はごまかしようがない
- 14号(79年1月)●詩と盗作問題
- 15号(79年4月)●”生の復権”をめぐって
- 16号(79年7月)●曇りのない感性を
- 17号(79年10月)●言葉のない世界に耳を
- 18号(80年1月)●時間は各人のなかを流れる
- 19号(80年4月)●「舟」は自身の発見の場
- 20号(80年7月)●詩はなぜ、誰のために?
- 21号(80年10月)●血が沸き立っている
- 22号(81年1月)●みずからの内なる声に
- 23号(81年4月)●口語自由詩の歴史は浅い
- 24号(81年7月)●個の生の復権ということ
- 25号(81年10月)●勇気づけられる出会い
- 26号(82年1月)●レアリテ叢書、選書出版
- 27号(82年4月)●詩は社会的存在
- 28号(82年7月)●青春の特権でもある革新の火
- 29号(82年10月)●詩も全文化も同じ人間の所産
- 30号(83年1月)●”作品がすべて”とは?
- 31号(83年4月)●現代詩の原点
- 32号(83年7月)●商業詩誌の現状
- 33号(83年10月)●万人はみずからの内に
- 34号(84年1月)●なぜ、同人誌なのか?
- 35号(84年4月)●近・現代詩の見直しを
- 36号(84年7月)●個の生の危機と詩の衰弱
- 37号(84年10月)●詩史は人間の歴史
- 38号(85年1月)●読者のニーズに応えるべきか?
- 39号(85年4月)●詩は青春のものだ
- 40号(85年7月)●普遍的なものへの参画
- 41号(85年10月)●文体(詩語、詩形)は思想
- 42号(86年1月)●作品は時間の波に洗われる
- 43号(86年4月)●情報化時代と詩
- 44号(86年7月)●創る無心の喜びを
- 45号(86年10月)●詩の行為性
- 46号(87年1月)●詩の真剣な読者は多い
- 47号(87年4月)●本の流通現場を歩いて
- 48号(87年7月)●”作品以前”の問題
- 49号(87年10月)●戦後詩と詩の成熟の問題
- 50号(88年1月)●「舟」は”雑居ビル”か?
- 51号(88年4月)●同人誌の書店進出
- 52号(88年7月)●プロ、アマの問題
- 53号(88年10月)●同人誌への接し方
- 54号(89年1月)●戦後は終わったか?
- 55号(89年4月)●同人の活動状況
- 56号(89年7月)●1989年の現実と「舟」
- 57号(89年10月)●詩の土壌
- 58号(90年1月)●概念から離れよ
- 59号(90年4月)●感性プラス思考を
- 60号(90年7月)●「舟」東京から高知へ移転
- 61号(90年10月)●論の前提は明確に
- 62号(91年1月)●詩は文化の核である
- 63号(91年4月)●宇宙的時間のなかで
- 64号(91年7月)●現代詩への問題提起
- 65号(91年10月)●作品を生むもの破
- 66号(92年1月)●完璧なテクニックはつまらない
- 67号(92年4月)●感性を新しくすること
- 68号(92年7月)●同人誌の存在は”主張”にあり
- 69号(92年10月)●「舟」の目的は何か?
- 70号(93年1月)●現代詩の貧困の因
- 71号(93年4月)●全芸術は詩である
- 72号(93年7月)●作品に本来作者名は不要
- 73号(93年10月)●地方で全国誌は可能である
- 74号(94年1月)●なんともホットな一年
- 75号(94年4月)●詩と小説
- 76号(94年7月)●同人を選ぶ規準
- 77号(94年10月)●月刊商業詩誌の最近の在り方
- 78号(95年1月)●戦後50年と個の確立
- 79号(95年4月)●他ジャンルとの交流
- 80号(95年7月)●詩のオーソドキシーを求めて
- 81号(95年10月)●作品研鑽より大事なもの
- 82号(96年1月)●現実は概念ではない
- 83号(96年4月)●新人参加で活性化
- 84号(96年7月)●新しい表現の背景
- 85号(96年10月)●”詩はほろんだ”か?
- 86号(97年1月)●詩は地域、国境を越えて
- 87号(97年4月)●テレビより本物を
- 88号(97年7月)●同人誌のレーゾンデートル
- 89号(97年10月)●詩は、書き方より読み方を
- 90号(98年1月)●詩はあらゆる芸術の核
- 91号(98年4月)●熱い詩精神の共有を
- 92号(98年7月)●”良い作品”とは?
- 93号(98年10月)●「舟」は仲間内のものではない
- 94号(99年1月)●再び、同人誌とは何か?
- 95号(99年4月)●”生の現場”とは?
- 96号(99年7月)●編集にテクニックは不要
- 97号(99年10月)●”詩運動”とは何か?
- 98号(00年1月)●「舟」はムダ紙は使わない
- 99号(00年4月)●新しい詩の形成をめざして
「舟」、レアリテの会発足の覚え書
<後記集>あとがき