1949年5月、日本民主主義文化連盟神奈川地方協議会から刊行された船方一(1912~1957)の第1詩集。装幀は鉄指公蔵。
目次
- ふるさとえの歌
- 鐵の炎の歌い手に
- 同志小林多喜二に
- 河べりで
- くるしみの中からうまれた歌聲に
- 河
- 一日の仕事をおえて
- 夜の河べりをあるきながら
- 一つの成長のよろこび
- 人足の歌
- 仕事場の歌
- 横濱の港で
- 朝
- まだ見ぬ同志におくる歌
- 朝のひととき
- 雨のふる日の歌
- 私のプロフイル
- けつをわる
- 海邊の街で
- 京濱鶴見潮田風景
- 歌うことの悲しみにまさる悲しみわない
- 歌うことの喜びにまさる喜びわない
- ゴリキイの柩におくる
- 新しい住居によせて
- 歌一
- 歌二
- 歌三
- 歌四
- 歌五
- 春
- なみだ
- つらつき
- 追分の歌
- わが愛する人々の歌
- 耐える歌
- 雪
- 歌ぐるま
- 横濱の伊勢佐木町 一
- 横濱の伊勢佐木町 二
- 水と太陽
- 心たのしく生きるために
- 南部鐵瓶工
- 箱根にて
- 關ヵ原
- 新しい美しさに輝く女の人たちに
- ほう丁とまな板の間から
- 春の花のつぼみのように
- 春
- 子守歌
- 建設の歌
- わが愛わ鬪いの中から
- 正々堂々隊伍を組んで
- はたらく者のダンスによせる歌
- 保土ヵ谷工場地帶におくる歌
- かおりたかく黄金色にかがやく歌
- 今日この頃の私の生きかたわ
- そのとき私わなんとかして出かけたい
- 白頭山の峰までも
- ひとつにつながるよろこびの歌
- 仕事の歌をうたおおよ
- ヒロヒトが退位にのぞんでよめる歌
- 道路工夫の歌
- 失業登錄の朝
- 文學のとりでにおくる歌
あとがき