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bookface=本の顔=書影。所有している本や新たに購入した本の備忘録。新刊本よりも古書が多い。感想文を書くことがあるかもしれないが、基本的には表紙(裸本の場合は扉)と目次と書誌情報。

荒川洋治詩集 新鋭詩人シリーズ2 荒川洋治詩集

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 1978年1月、思潮社から刊行された荒川洋治の第3詩集。第1詩集『娼婦論』、第2詩集『水駅』に「鎮西」を加えたもの。

 

目次

娼婦論

水駅

  • 水駅
  • 消日
  • ながあめの自治区
  • 内蒙古自治区
  • ウイグル自治区
  • 高所の毬
  • 楽章
  • 北京発包頭経由蘭州行き
  • 浪漫
  • 水の色
  • 初期中世のひかりに
  • ユーゴ・一九二九年一月六日
  • 悪党
  • 見附のみどりに
  • 青果全集第二巻

鎮西

  • 招堤の夏
  • 季節の暗い水をつかって
  • 間道づたい
  • 水の名状
  • 鎮西のために
  • 尾道市に関する
  • われものに指を入れる
  • 発育
  • ヴィクトリア・ポイント
  • 往路
  • 白き村の江
  • 朝に即して
  • 「ガトフ・フセグダア」の作者に
  • バルトーク
  • ザクセン地方の林地村図・ほか

荒川洋治について――清水昶


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文明のなかの詩と芸術 大岡信評論集

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1966年3月、思潮社から刊行された大岡信(1931~2017)の第8評論集。 

 

目次

第一部

  • 現代の芸術/批評について/美はどこにあるか/幻影の都市/泥について/"Cityscape into Art"/芸術・反芸術/環境としての芸術/性と絵画の関係/日記風の断片/技術と自然/宣伝美術を考える/ダリ考/世俗化された地獄/森の魅惑(エルンスト)/フォンタナのヴィリリテ/サム・フランシスに沿って/音・人間(ケージ考)/JAZZ/武満徹の本/サイコロ考

第二部

  • 現代の詩
  • 覚書 一九六五年
  • 時評一束 一九六二年
  • 終末の思想と詩
  • 創造的?
  • 戦後の詩
  •  A 戦後詩人の出発 「荒地」グループ 「マチネ・ポエティツク」その他 新しい世代の詩人
  •  B 解説=ユリイカ版『現代詩全集』第三巻の詩人たち
  •  C 行方不明の詩人(前田耕のこと)
  • 素描・現代の詩 一九六三年
  •  ある「出版屋」の死/根をおろした〝伝説〟/旅に出たもうひとり/ことばの世界の探検/精神的冒険の記録/赤裸な感情の迫力/〝雪どけ〟文学の先駆者/注目される聴覚復興/〝ことば〟との格闘/全体性の回復へ/新しい領域の確立へ/マスコミとの接触/短歌・俳句との交流/
  • 小説についての空談
  • 近代性と無秩序(ある解説)

あとがき


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苧環論 薦田愛詩集

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 1989年5月、書肆山田から刊行された薦田愛(1961~)の第1詩集。歴程新人賞受賞。


目次

  • 暮景その滲みがちな一枚の布銜えてしばしば狂乱の態する伏目がちな枝折戸袈裟掛けに斬りつける
  • いつと知れないぬばたまの訪い待ちわび顔を刷る
  • わたしたちのイノセントな「あお」にごらぬおぢぬシアンをかざして(いいのなら)あなたの不在を完結シタイ。おもいがとがって疵つくる
  • 眺望
  • 糸巻祭
  • なよたけすべらな爪沿い遣らずの傘さす保名の道ゆき夜もすがら桟敷をかけだす襟足その意気のとおさに折りから獣心よびさます
  • ひもろぎ
  • 山頂反転不思議(メビウス)の輪をもつ彼処の山鈍色にふかく折り畳まれたわたしの不機嫌恋慕する
  • 本郷二丁目壱岐坂上潮が鳴る
  • 彼処に事情ある仲春公園で午睡する犀見おろす男の名はセルゲイ・イワノヴィッチ
  • "Side-Side 1255"花けむる日ぐらしたたずむ敷石の、口ほどにもない脆さを馬車かけぬけ――
  • ついに訪わない「その日の暮れ」を待つかぎり一再ならずくぐもるいまわの声その呼ばわる名はプワゾン
  • "In Line Section 2107"たまさかくれない恋路のやみをしらずくぐもるわたしたちのいつもの目覚めする背もたれのない椅子のある部屋起きぬけにあけはなつ
  • 醒めがたたましいの浮遊する水間「わたし」とわたしの在り処定めがたいつたない絵のなかの、それと知られぬおくつきもつ「世界の終わり」に位置している
  • デジャ・ヴュ(Ⅰ)
  • あらかじめ相喰まれる立ち待ちの「審判」ゆきずりの記帳を強いるさだめて手ぶりうつけた末期の相方うつしみる
  • 重ねて嚥下する明け方の発信音。当座、理解におよばぬ見ずしらずの"RANDOM-CITY"に逃れる道筋思い出す

苧環論―私と言葉の出会い

 

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Z境 水無田気流詩集

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2008年5月、思潮社から刊行された水無田気流(1970~)の第2詩集。第49回晩翠賞受賞。

 強度が新たな強度によって書き換えられる瞬間、毎秒ごとになにかが「更新」される瞬間、価値あるものがゴミになり、ゴミが財になる瞬間、あらゆるものの意味が変換され、この時代をつらぬく強度に奉仕する瞬間、乗り越えられる見えない境界線を、私は仮に「Z境(ぜっきょう)」と名づけた。(「Z(あとがき」より)

 

 

目次

Zero-Point Vibration

  • Z境/告解(ハジマリ)

First Mission:
Cancel and Canonize

  • 異種混交故郷(ハイブリッド・ハイマート)―再起動(リスタート)
  • 音詩・0(ゼロ)
  • B音
  • 太陽挟角
  • Z境/全面解除(フラット・キャンセレイション)

Second Mission:
Freeze and Frame

  • 世界同時多発トロ
  • 詩源ゴミの日
  • 独白(モノローグ)
  • メリーさんのしつじ
  • 漂白罪
  • A熱帯
  • Z境/突然変異(ミューテイション)

Third Misson:
Delete and Rewrite

  • 時間凍結弾(タイム・フリーズ・ミサイル)
  • 垂直荒野
  • 余剰信仰(カミアマル)
  • 循環(サーキュレーション)-供犠(サクリファイス)
  • Z境/削除、そして更新(デリート・アンド・リライト)

Z(アトガキ)

 

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物語詩片 赤木三郎詩集

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 1969年12月、飯塚書店から刊行された赤城三郎の第2詩集。

 

目次

1 秋のジザベル

  • 秋のジザベル――朗読詩
  •  五月には ジザベルの鳥籠 無心なまま ジザベルのための詩 
  • 月の娘
  • ココと呼ぶ夏
  •  なまぬるい夏 雨 みにくかったから きみのからだ 猿ばやし
  • うまれる
  • 不器用な海賊――朗読詩

2 胃袋かばものがたり

  • さいばんぎつね
  • ふるさとの鬼
  • 炉の木と雪ぎつね
  • 黒石村の唄の本
  • 雪ぐるい
  • 石垣島で人魚を食ったのはだれだろう
  • 胃ぶくろかばものがたり

3 うすべにいろの…

  • 海からの音――ものがたり叙事詩
  • ガソリンまみれのオートバイ
  • 爆発――オーケストラのための構成
  • 丘の上からみている子
  • うすべにいろの…

4 もうひとつさきの島

  • もうひとつさきの島
  • むかしのどうわ こわいもの
  • むかしのどうわ 戸の外
  • むかしのどうわ 大佐のこと
  • むかしのどうわ 宇宙の飛行
  • 耐える少年

5 小さな唄

  • 小さな唄a ダリア
  •  夢のダリア咲く道 夏のこと 旅に出た日
  • 小さな唄b 日々
  •  日々 青く ひさしぶりに 風のふくときに 首 ふるさと
  • 小さな唄c 森
  •  おれたちの森 森のなかま 皮になってしまった男の唄 にがい実 白い馬 にげる
  • 小さな唄d 鬼
  •  鬼はらい アダンの木のそばで 鬼の島の唄

6 自転車

  • 自転車――一幕
  • 卵――假面舞踊
  • ある一日の子守唄がわりに
  • ながながしい夜のねむり
  • すばらしい朝のなかに
  • カギの内側で
  • 遠いところ
  • はじまり
  • テーブル
  • 一日
  • 魔除け
  • 話 戦争
  • ねぐらのエスキス
  • すんだ男
  • 夏のおわり
  • 牛の演劇
  • ねむりえぬ男
  • 団欒のなかへ
  • すばらしい朝のなかに

解説=秋村宏


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詩とメタファ 菅谷規矩雄評論集

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 1983年7月、思潮社から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の第13評論集。

 

 本書の前半部は、「現代詩手帖」一九八二年一月号から十二月号まで連載された時評と、討論「詩はこれでいいのか」の前後に記した文章からなっている。時評の視点をどこに定めるかに迷った。詩の現状にたいして、わたしは〈不在〉なのだというおもいを、あえて定点としてたしかめること――つまりはそういう仕儀となった。(「あとがき」より)

  

目次

Ⅰ詩の現在

  • 言葉は、今……。
  • 非望のエートス
  • 異語のはざまで
  • 子宮――inside-out
  • 悲歌に近づく
  • 悲歌に近づく・続
  • ことばなき声、声なきことば
  • 戦後詩の帰結
  • 形式あるいは「わたし」の不在
  • たとえ話(パラブルの魔)
  • ことばのゲーム――その「新しさ」について
  • 課題としての〈詩の現在〉
  • 不在に充ちみちた現在

Ⅱ声とメタファ

  • 音声律から音数律へ
  • メタファをめぐりめぐって

あとがき

 

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