このブログについて

 

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bookface=本の顔=表紙=書影=装幀=装丁=装釘=装本=装画。所有している本や新たに購入した本の備忘録。新刊本よりも墓石化している古書が多い。感想文を書くことがあるかもしれないが、基本的には表紙(裸本の場合は扉)と目次と書誌情報。第○詩集という記述には不正確なものもある。

本家ブログ「(いそがい・はじめの)杉並ファクトチェック」もよろしく。(2019.2.26)

杉並区に古本屋さんは何軒あるの?
杉並区に詩人は何人いるのか調べてみました
 

ヤフオクで全額募金のチャリティ・オークションを始めました。昨年、郵送料が変わったので試行錯誤すると思いますが、ご登録のほど、よろしくお願いします。お宝があるかもしれませんよ! 出品リスト→ https://auctions.yahoo.co.jp/seller/hisogai (2019.4.2)

 衣更着信詩集『孤独な泳ぎ手』と衣更着信訳『人生摘要 英米現代詩集』を国会図書館に寄贈しました。(2019.6.11)

 

川蝉 高木護

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 1974年5月、風書房から刊行された高木護の短編小説集。2013年、脈発行所から復刊。

 

 松永君と電話ではなしていた。
 たまたま「あんたのむかしの小説だが」というはなしになって、「あれには、それなりの真剣な真情吐露があったよ」と松永君はいう。このところお茶の出酒もいいところで、ろくな仕事しかしてない怠け者のぼくに、もう一度あの頃の「思いつめたような初々しさに還れ」という忠告に違いない。そういわれて思い出したのだが、いまから二十四、五年前に熊本市から出はじめた同人誌の『詩と真実』の初手に出してもらったものである。放浪癖のあるぼくの手許にその掲載紙があろうはずがなく、初手の編集者の一人であられた伊吹六郎さんの貴重な蔵書用の一揃いから、お願いをしてコピーしていただいた。
 もちろん、松永君の好意と勧めもあって、一冊の小さな短篇集として小部数刷ってもらうことになったからである。読み返しながら、あの頃の心に立ち還ることは不可能だが、あの頃の心をこわさないほどの加筆をした。発表順は「無名詩人」「酒」「兎の死」「川蝉」ということになる。ともかく、松永君に感謝する。
(「あとがき」より)


目次

  • 川蝉
  • 無名詩人
  • 兎の死

『川蝉』のころ 松永伍一
あとがき


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日本プロレタリア詩集 1928-1936

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 1949年5月、新日本文学会から刊行されたアンソロジー詩集。責任編集者は壺井繁治と遠地輝武。装幀は後藤禎二。


目次

林そのものの鳴るごとく(序文) 中野重治

・一九二八年(昭和三年)

  • 無產者新聞第百号 中野重治
  • プロレタリア 小林園夫
  • 同志の歌 窪川鶴次郞
  • 赤い腕章 波立一
  • 妹へ 秀島武

・一九二九年(昭和四年)

  • 拷問を耐へる歌 田木繁
  • あいつ安んぜよ 小林園夫
  • シキの娘 松田解子
  • おいらの春 髙木進二
  • 勳章 宮木喜久雄
  • 三月十五日に送る 松崎啓次
  • 朝のデモ 仁木二郞
  • 買はれた姉妹 白須孝輔

・一九三一年(昭和六年)

  • 俺達だ B丸のK
  • 眼 杉沼秀七
  • 断片 萩原恭次郞
  • 橫顏 上田進
  • 早春 森山啓
  • 若者に 佐藤さち子
  • 研究会 橋本正一
  • 猫やなぎ 遠地輝武
  • 六鄕川の岸 田中英士

・一九三二年(昭和七年)

  • 味噲汁 中野鈴子
  • 生ける銃架 槇村浩
  • アルメニアの兄弟へ 新井徹
  • 党よ!指令を 松村作治
  • 蕗のとうを摘む子供等 長沢佑
  • 最上川の歌 大道寺浩一
  • 山上の歌 今村恒夫
  • 高い窓 西沢隆二
  • 俺達は機械だ!輝かしい音 大江満雄
  • 愛する大陸よ 金竜済
  • 芝浦 村田達夫
  • スパルタクスの道を 上野壯夫
  • 窓から風が 山之井諒
  • 夜風の中を 伊藤信吉
  • ねむの花の咲く家 今野大力
  • 召集電報 木下勇
  • ドニエプロ河畔の讃歌 佐野嶽夫
  • 割引電車で 佐野カズ子
  • 紺の胴体 後藤郁
  • 洗濯デー 木村好子
  • 合法をのりこえよ! 長谷川進
  • 間島パルチザンの歌 槇村浩

・一九三三年(昭和八年)

  • 同志カルミコフにおくる 郡山弘史
  • 電車の中で 岡本潤
  • あいつが立上つて耒たのは 鈴木泰治
  • 同志小林多喜二に 船方一
  • 死んだおやぢさんに捧ぐ歌 松永浩介

・一九三四年(昭和九年)

  • 軍馬への慰問 小野十三郞
  • 天爪粉 榎南謙一
  • 赤んぼ產る 伊藤和
  • 鉄骨工事場 大元淸二郞
  • 壁をのぼる蛆をみつつ 新島繁

・一九三五年(昭和十年)

・一九三六年(昭和十一年)

  • 一九八六年のメーデーの晩にある老人が語つた一九三六年のメーデーの思い出ばなし 江森盛彌

解說 壺井繁治
日本プロレタリア詩運動・年譜 遠地輝武


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解体へ 林嗣夫詩集

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 2016年6月、ふたば工房から刊行された林嗣夫の詩集。

 

目次

  • なぜか追悼、辻井喬
  • 庭にしゃがむ、畑に立つ
  •  1.新しい季節
  •  2.庭先で
  •  3.梅雨晴れ
  •  4.草を刈る
  •  5.秋海棠に寄せて
  •  6.蝶
  •  7.晩夏
  •  8.水仙
  •  9.線
  •  10.コオロギの声
  • 解体へ
  •  1.帰郷
  •  2.笑う母
  •  3.椎の花の森で
  •  4.朝顔
  •  5.解体へ


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長崎俘虜収容所 ヒュー・クラーク

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 1988年7月、長崎文献社から刊行されたノンフィクション。翻訳は園田健二。

 

目次

原著謝辞
原著まえがき

  • 一 旅の果て、日本
  • 二 長崎の新世界
  • 三 巧妙な破壊工作者
  • 四 進水
  • 五 七〇年ぶりの寒いクリスマス
  • 六 長崎上空の翼
  • 七 長崎の原爆
  • 八 原爆下の俘虜
  • 九 中間炭鉱での最後の日々
  • 一〇 福岡での最後

エピローグ
訳者あとがき


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