このブログについて

 

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bookface=本の顔=表紙=書影=装幀=装丁=装釘=装本=装画。所有している本や新たに購入した本の備忘録。新刊本よりも墓石化している古書が多い。感想文を書くことがあるかもしれないが、基本的には表紙(裸本の場合は扉)と目次と書誌情報。第○詩集という記述には不正確なものもある。

本家ブログ「(いそがい・はじめの)杉並ファクトチェック」もよろしく。(2019.2.26)

杉並区に古本屋さんは何軒あるの?
杉並区に詩人は何人いるのか調べてみました
 

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黒眼鏡 宗左近詩集

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 1959年12月、書肆ユリイカから刊行された宗左近の第1詩集。

 

目次

  • 磁力
  • 銀の五線譜
  • 虹の韻
  • 氷の瞳
  • ガラスのロマネスク
  • 河童漂う
  • 血のゆくえ
  • 童話の終り
  • 河童の拋物線
  • 感傷飛行
  • 黒眼鏡
  • 河童の啼き声


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巨鯨の腹の中で 千賀正之

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 1971年6月、仮面社から刊行された千賀正之の短編小説集。装幀は伏久田喬行。

目次

  • 星の落ちた場所で
  • セントルイスブルースが聴きたい
  • 様々な意匠
  • 昔、英霊を迎えた街で今……
  • 少年碑
  • あれ以来

「あとがき」という名の後始末の辞


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砂と菫 北森彩子詩集

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 1986年10月、花神社から刊行された北森彩子(1926~)の第5詩集。第11回現代詩女流賞候補作品。

 

 第四詩集を出してから五年たった。この間、長年暮した仙台から神奈川県内へ転居するなど大小の雑事に追われ、なかなか骨の折れる時期であった。ようやく落ちつきを取り戻して気がついてみると、日は大分、西に傾いてしまった。もう、ぼんやりしてはいられない。今はただ「いつまでも、どこまでも」詩を求めて歩き続けることができますようにと、願うばかりである。
(「あとがき」より)

目次

  • その頃<Ⅰ>絵の中の薔薇
  • その頃<Ⅱ>楓の雨
  • その頃<Ⅲ>桐の花
  • 美しい五月になって
  • ながい黄昏
  • 六月の微笑
  • ある思い出
  • 夾竹桃の花蔭で
  • ある夏
  • バラッド<Ⅰ>鏡よ鏡
  • バラッド<Ⅱ>雪明り

  • 冬の手紙
  • 雪の夜の旅
  • 夜の琴
  • 約束
  • 山の彼方
  • 暗い鏡
  • 土星の夜
  • 砂と菫
  • 誰も行ったことのない道
  • 夢の魚

あとがき


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流刑地にて 北森彩子詩集

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 1981年10月、花神社から刊行された北森彩子(1926~)の第4詩集。装幀は支倉隆子。第32回H氏賞候補作品。

 

 此の詩集には第三詩集『野の肖像』(一九七五年)以後の散文詩形式の諸作品を収めた。「地球」「詩学」「無限」「アルメ」「馬」「薔薇」「戯」「草」「指紋」等の誌上に発表した作品に、未発表の三篇(笛・故園・故郷2)を加えたものである。
流刑地にて」という題名は、いささか大げさのようでもあり、また、しとやかならぬ感じもして、何とか、もう少しましな優美なものをと考えたが、諸事不器用な私には、結局、これ以外、思いつくことができなかった。
 現代の日本の社会は、とくに、戦前・戦中の生活を少しでも知っている者の目から見ると、種々の点で、まことにけっこうなように思われるけれども、それとは別に、しかし、何か、本質的に欠けているものがあるような気がする。いわば、たましいにとって、異郷にいるような思いのするところがある。長い年月、どこかに本当の故郷があるのではないかという郷愁と、深い飢えに、たえず苛まれ、日常の喜びや安楽が無いというのでもないにもかかわらず、心の奥底に、大きな穴があいていて、その傷口を、いつも、うつろな風が吹き抜けているような思いで、生きて来た。それが、どこまで、個人の状況や気質に由来するのか、どこから、時代や人生の本質に根ざしているのか、よくわからないが、ともあれ、そのような感情の存在が、こうした題名を選んだことの、一つの理由ではないかと思う。
 このような時代と、人生の、本質と向きあい、まことの詩を求めて、さらに歩み続けたいと願っている。そのための、これは小さな里程標なのである。
(「あとがき」より)


目次

  • その小さな白い部屋
  • 雨の日、田舎で
  • 夕焼けの、街角で
  • 書物
  • 春・川のほとりで
  • 春・笛
  • 運命
  • 秋・小さな街で
  • 秋・書物
  • 秋・冥数
  • 追放されて
  • もっとましな土地
  • 木の葉の手紙・森
  • 木の葉の手紙・ニタニイ山
  • ひよどりの来る頃
  • 雪の日
  • 出さなかった手紙
  • 夾竹桃
  • 故園
  • 故郷・1
  • 故郷・2
  • 他郷
  • 流刑地にて1
  • 流刑地にて2
  • 望郷

あとがき

 

書評等
流刑地にて(daily-sumus)

 

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野の肖像 北森彩子詩集

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 1975年7月、地球社から刊行された北森彩子の第3詩集。装幀は熊谷博人。第14回土井晩翠賞受賞作品。第26回H氏賞候補作品。

 

 此の詩集には主に、第二詩集「城へ行く道」(一九七二年)以後の諸作品を収めた。I部の「旅びと」「瓶」「街角で」「広場」「六月の小鳥の歌」は河北新報紙上に載せた。その他の作品は、概ね同人誌に発表したものである。
 私は、長い間詩を書きながら「現代詩とは何だろうか」と考え続けて来た。それに対して今日必ずしも明確な答えを得たとは思わないが、いつの間にか、それは、現代詩の範疇を越えて、もっと広く「詩とは何だろうか」という問いに変っていた。その問いは、普遍的な、また個人的な、さまざまの問題を含んでいるが、その中でもとくに伝統の問題が、年とともに身近なものになって来たことを感ずる。かつて伝統を、断ち切らねばならない鎖のように思ったこともあるが、今は、われわれに与えられた最も重要な鍵の一つであると考えるようになった。詩人にとって、詩は宿命であるとするなら、伝統とは、詩にとっての宿命であるように思われる。これから逃れることも、これと断絶することも共に不可能だ。問題は伝統といかに取り組んで今日の糧にするか、ということだろう。それは困難な道かもしれないが、もはや避けて通ることはできない。
 第二詩集以後、これらの問いがいよく鮮明になって来た現在、その答えを求めて新しく出発するに当り、此の詩集を上梓することは、自分にとって些かの意味があると思っている。

 なお、集中の<「城へ行く道」以後の諸作品>(「村にて「五月」「運命「野梅」)によって、第十四回土井晩翠賞(一九七三年)を受けた。
(「あとがき」より)

 


目次

  • 旅びと
  • 石と石の間
  • 二月
  • 町角で
  • 広場
  • 六月の小鳥の歌
  • 村の駅で
  • きょうだい
  • 村にて

  • 五月
  • 運命
  • 野梅
  • 友だち
  • たそがれ
  • 夏の終り
  • 九月
  • 誕生日
  • 冬の日

拾遺詩篇

  • そのとき
  • 九月の夜の歌
  • 盗まれた街
  • 淵の伝説
  • 風景

あとがき


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