1988年12月、思潮社から刊行された吉原幸子の対談集。ラ・メールブックス4。装幀コンセプトは中島かほる、写真は折原恵、小坂泰子、薬師寺明美。
目次
われら馬ッコ牛ッコ仲間 三枝和子
大恋愛をしようかしら 高野悦子
- 黒龍江の夕日に
- 年間千本の映画狂
- 後戻りはできない
- ”発展途上人”たち
- ブルータス、お前もか!
- 「シネマ君」との結婚式
風にも蝶にも蛇にもなれる 馬場あき子
世界が滅びたらさびしいね 丸木俊
- 少女に刺さったガラスを描く
- 橋の下の一人の死者
- 私なら位里をあげないわ
- 未来にあてて埋めた焼きもの
- きれいなものもネズミはかじる
傷こそが真珠の核 茨木のり子
- クソマジメの心意気
- 女は本当はたくましい
- 皿洗いの方がよかったかしら
- ブラインドを買うお金
- ブラインドを買うお金
- もがいている自分がいいな
やさしいことはつよいのよ 宮城まり子
- ヘレン・ケラーの「水」のように
- ”たった一人のデモ”をして
- 相手を泣かしていらっしゃい
- ”一生懸命バスに乗る”子たち
- 五十人への愛と一人への愛
- 古い女でござんす
あとがき 吉原幸子