1994年11月、南窓社から刊行された久我雅紹(1938~)の第4詩集。装幀・装画は池田満寿夫。著者は船橋市生まれ、刊行時の職業は亜細亜大学勤務。
目次
- 雪の日の鷹
- こぶしの花
- きんぴらごぼうが届く
- 土曜日の対話
- 塔上の人よ
- 旅人に
- 詩人の語らい
- 堀ノ内の鬼 会田綱雄さんに
- 朗読する生命と血と言葉 吉原幸子さんに
- 人間の没落をうたう 白石かずこさんに
- 五月
- 七月七日の薔薇
- 午後のめざめ
- ソンミ
- 戦場の墓碑銘
- 地獄の季節
- 自分の中の監獄
- 松川亭
- ヴァイキングの丘で 一九八八年五月十七日
- 西ワシントン大学再訪 一九八九年八月八日
- 一九九三年春・イギリス 三十日間の研修の終りに
- 幾度か五月はめぐり 下島連先生追悼
- 房州日記抄
- 五月
- 巡礼のとき
あとがき