今をはばたく女たち 吉原幸子対談集

f:id:bookface:20180814200404j:plain

 1988年12月、思潮社から刊行された吉原幸子の対談集。ラ・メールブックス4。装幀コンセプトは中島かほる、写真は折原恵、小坂泰子、薬師寺明美


目次

われら馬ッコ牛ッコ仲間 三枝和子

  • 「お寺の嫁さん」として
  • 仕事か、子供か
  • 男の貞操帯?
  • 構想は大きく、細部はリアルに
  • 男女の道・馬ッコの道
  • 真夜中の百人一首

大恋愛をしようかしら 高野悦子

  • 黒龍江の夕日に
  • 年間千本の映画狂
  • 後戻りはできない
  • ”発展途上人”たち
  • ブルータス、お前もか!
  • 「シネマ君」との結婚式

風にも蝶にも蛇にもなれる 馬場あき子

  • 三十一文字の枠が宇宙になれる
  • 自閉症児からクラスのボスに
  • 面の内側はあたたかい
  • 躁鬱病の式子と和泉
  • 心中より駆落ちがむずかしい

世界が滅びたらさびしいね 丸木俊

  • 少女に刺さったガラスを描く
  • 橋の下の一人の死者
  • 私なら位里をあげないわ
  • 未来にあてて埋めた焼きもの
  • きれいなものもネズミはかじる

傷こそが真珠の核 茨木のり子

ジーパンをはいた母たち 干刈あがた

  • クソマジメの心意気
  • 女は本当はたくましい
  • 皿洗いの方がよかったかしら
  • ブラインドを買うお金
  • ブラインドを買うお金
  • もがいている自分がいいな

やさしいことはつよいのよ 宮城まり子

  • ヘレン・ケラーの「水」のように
  • ”たった一人のデモ”をして
  • 相手を泣かしていらっしゃい
  • ”一生懸命バスに乗る”子たち
  • 五十人への愛と一人への愛
  • 古い女でござんす

あとがき 吉原幸子


NDLで検索
Amazonで検索
日本の古本屋で検索
ヤフオクで検索