水道管のうえに犬は眠らない 渡辺玄英詩集

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 1991年10月、書肆山田から刊行された渡辺玄英(1960~)の第1詩集。

 

目次

  • 水道管のうえに犬は眠らない
  • 海のありか1
  • 海のありか2
  • 海のありか3
  • 虹の階段
  • ふるへるいちご
  • メトロノーム・シンドローム
  • TAXIにのって
  • ひらひら
  • 猫町ではなく
  • あかずの踏切
  • 遅刻
  • おとしもの
  • げんえい
  • 御供
  • 祖師西來意
  • 遺跡の丘と未来のフライドチキン
  • 化石の足をして
  • Zへ……
  • 眠りの情景

 

書評等

詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)


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書肆山田

坑夫トッチルは電気をつけた 荒川洋治詩集

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1994年10月、彼方社から刊行された荒川洋治(1949~)の第14詩集。第3回萩原朔太郎賞候補作品。

 

目次

  • かわら
  • 林家
  • デパートの声
  • 美代子、石を投げなさい
  • 花壇の夜汽車
  • 揺りかご
  • 照明
  • モスクワのソースの瓶
  • 領土の思い出
  • コインの河原
  • 春と子供
  • アベック
  • ヨーロッパの予想屋
  • はまむぎ詩集
  • 赤い紙
  • プランタン
  • 見える原点
  • ドロップ
  • 坑夫トッチルは電気をつけた
  • てんや
  • 菜の花
  • ホテル
  • パンのチャンネル
  • はい
  • スターリングラード

 

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反河のはじまり 北川透詩集

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 1974年7月、思潮社から刊行された北川透(1935~)の第3詩集。

 

 これは『眼の韻律』『闇のアラベスク』につぐわたしの第三番目の詩集である。主として一九七二年と一九七三年を中心にその前後に書いたものを含んだ二四篇が収められている。その中の幾篇かは詩作品として読まれないかも知れぬ、と思っている。わたしとしては自分のモティーフを展開するに、もっともふさわしい表現を見出せたかどうかに、自己検証の基準があるので、現在の詩的常識や規範的な詩概念に照らして、〈非〉詩作品として読まれること自体に不満はない。しかし、それにもかかわらず、わたしはそれらをも詩作品として、そして、この全体を詩集として提出したいのだ。(「あとがき」より)

 

目次

  • 藁の男
  • 瞳の受苦
  • 砂嵐
  • Kの死
  • 二人の男
  • 河に関する断片
  • 反河のはじまり
  • 六月の法廷
  • 石柱のうた
  • テーブルのうた
  • 棺の中で
  • 蛇穴にて
  • 河口を引く
  • 孤島夢
  • 歩行のうた
  • 無間亀裂
  • 声鳥反河
  • 叫び
  • 奇形の魚
  • その河……
  • 溶ける男
  • 眼球湖に沈む……
  • 幻響
  • 河の遡行

あとがき

 

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華魁 寺門仁詩集

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 1986年7月、思潮社から刊行された寺門仁(1926~1997)の第9詩集。

目次

  • 押す女
  • 旬の墓地
  • どぶ遊女
  • 華魁
  • 浅草歌舞伎
  • 縁閃、常陸遊女
  • 華魁像
  • 草内村
  • 玉手箱
  • あんた、へ
  • 鎮魂譜
  • 小さな女
  • 成田温泉
  • 裏手
  • 蛾とカリヴー
  • 除幕
  • 蛇珈琲館
  • 松戸遊女

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コックの指 清涼信泰詩集

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 1959年3月、六月社から刊行された清涼信泰(1931~)の第1詩集。

 

 わたしは一九五四年中頃、はじめて詩を書いた。大阪中央郵便局で「中郵詩人」というサークル詩誌をおこしてのことだったが、芸術運動というおこがましいものでもなく、なんとなくやってみたいという気餅からだった。
 長谷川龍生・井上俊夫・浜田知章は、一九五五年から六年にかけて、わたしの生活をゆすぶった。中でも、長谷川龍生は、未だにゆすぶり続けている。わたしの大収穫のときだった。
 一九五七年・わたしの作品らしいものを発見磨ることができたとき。
 一九五八年春、わたしは詩集を出すべきだった。(「あとがき」より)

 

目次

コックの指

  • 人夫
  • コックの指
  • 昭和群盗伝
  • 書記長
  • 星とコルト18
  • 答はひとつ
  • 革命の肉
  • 小便小僧
  • ホルモン
  • 三十年

黒ん坊

  • 寮生
  • こんな拒絶
  • 黒ん坊
  • 中華そば
  • 台風圏内
  • おれの中で

あとがき

 

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詩的リズム――音数律に関するノート 菅谷規矩雄評論集

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 1975年6月、大和書房から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の評論集。跋は吉本隆明


目次

  • 一、詩的リズム
  • 二、〈指示性の根源〉について
  • 三、発生の原基
  • 四、明治ミリタリイ・マーチ
  • 五、幼年の歌
  • 六、新体詩=論
  • 七、北村透谷
  • 八、《明星》の帰結
  • 九、宮澤賢治(一)
  • 十、宮澤賢治(二)
  • 十一、スケルツァンド――中原中也

後記
跋 吉本隆明


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高橋順子詩集成 高橋順子

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 1996年12月、書肆山田から刊行された、高橋順子(1944)の詩集成。『海まで』(1977)、『凪』(1981)、『花まいらせず』(1986)、『幸福な葉っぱ』(1990)、『普通の女』(1993)、『時の雨』(1996)から構成。

 

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