2016年4月、思潮社から刊行された伊藤悠子(1947~)の第3詩集。装画は伊藤武夫、装幀は稲川方人。第34回現代詩花椿賞受賞。
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2011年12月、新潮社から刊行された岡井隆(1928~)の私小説。
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第一部 日記は、事実よりもつよい 二〇〇九年八月九日――八月二十二日
第二部 愛の純粋と生活 二〇〇九年十月九日――二〇一〇年二月五日
第三部 〈虚栄の市〉のなかの生 二〇一〇年三月十三日――八月十二日
第四部 運命を抱きしめて 二〇一〇年十二月二十三日――二〇一一年七月十日
余白のためのメモ
1994年4月、思潮社から刊行された清水哲男(1938~)の第13詩集。第2回萩原朔太郎賞受賞。
『東京』(書肆山田)以来、九年ぶりの詩集です。学生時代の第一詩集『喝采』(文童社)から数えてみると、三十一年の歳月が経過したことになります。そのことにさして感慨はないのですが、何事にも飽きっぽい自分が、よくも詩だけには飽きなかったものだと、こちらのほうに驚いています。「戦後詩」に育てられ「現代詩」に励まされつづけてきましたが、ご覧のとおりの収穫でしかありません。(「あとがき」より)
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あとがき
1981年3月、白馬書房から刊行された菅谷規矩雄(1936~1989)の第11評論集。
ここ数年のあいだのわたしの関心の所在を、できるならばひとつの全体的な輪郭のもとに浮かび上がらせてみたいとおもって、本書をまとめた。古典的な区分にしたがえば、一方に内容論の側面があり、他方に形式論の側面があるということになろうか。とはいうものの、こと文学にかんするかぎり、形式こそはもっとも内容的なるものであるともいわざるをえないのであってみれば、たやすく二分してそれですむわけでもない。(「あとがき」より)
目次
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
あとがき