わが告白 岡井隆

f:id:bookface:20170811083209j:plain

 2011年12月、新潮社から刊行された岡井隆(1928~)の私小説

 

目次

第一部 日記は、事実よりもつよい 二〇〇九年八月九日――八月二十二日

  • 自筆年譜の余白に
  • 世俗の栄誉にともなうもの
  • 「わが告白」の目論見
  • 内なる趣味 VS. 外なる仕事
  • 三鷹、M荘スケッチ
  • わたしという存在は、やはり……
  • 「羨望される者」と「羨望する者」

第二部 愛の純粋と生活 二〇〇九年十月九日――二〇一〇年二月五日

  • 自分には、あれ以外の生き方はなかったのだ
  • 皇后陛下御誕辰祝賀の会について
  • 大衆(マス)について(メモ)
  • あの暗冥
  • もうひとり佇んでいる者
  • 最大の危険
  • 純粋馬鹿
  • 過去は詩に書けるだろうか
  • 撤退しない癖
  • 夢と同じもの
  • 夢の中の話
  • 失踪についてのメモ
  • よくもあんなに独断専行する男に
  • 自伝というものの書きにくさ

第三部 〈虚栄の市〉のなかの生 二〇一〇年三月十三日――八月十二日

  • イッセイ・ミヤケの上衣
  • 断想集
  • 医と文をめぐる回想的メモランダム
  • P(わたしの中のもう一人のペルソナ)との対話(七月六日)
  • 福田節子追悼号
  • 「文学」によって占領されていた
  • 性的表現について
  • 短歌結社とはなんだろう
  • 処罰としての愛
  • 「生きた、書いた、愛した」
  • 中間的な考察

第四部 運命を抱きしめて 二〇一〇年十二月二十三日――二〇一一年七月十日

  • 何かが自分の中で変った
  • わが震災記
  • わたしたちは忘れやすい人間
  • 原子力という贖罪の山羊

余白のためのメモ

 

NDLで検索
Amazonで検索