三面鏡 高見順

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 1959年7月、中央公論社から刊行された高見順(1907~1965)の長編小説。装幀は風間完

 

目次

第一章

  • 天地否
  • 孤影
  • 猛獣使い
  • 変転
  • 彼女の心
  • 亀裂

第二章

  • 古い手紙
  • 水ボール
  • 夜の事故
  • 二人の少年
  • 第二の亀裂

第三章

  • 「お可哀そうに」
  • 日かげの道
  • 月下氷人
  • 悪逆無道
  • おせっかい
  • アブストラク

第四章

  • 恐ろしい告白
  • 旧軍人
  • 過去の呼び声
  • 一緒の散歩
  • 女性の幸福
  • 決定的瞬間
  • 雨の日曜

第五章

  • この再会
  • 波紋
  • アトリエで
  • 熱い手
  • 反則
  • 夜の眼

第六章

  • たき火
  • ネオンのかげ
  • 母の遺書
  • 意外な早業
  • 文化将軍
  • フランクの鶏

第七章

  • 昼の襲撃
  • 針と糸
  • 光と影
  • 恋の周辺
  • 三面鏡
  • 雫か雨か
  • 言葉と行動
  • 出発


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長い川のある国 多田智満子詩集

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 2000年8月、書肆山田から刊行された多田智満子(1930~2003)の第13詩集。装幀は吉野史門。

 

目次


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流木 高見順

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 1937年12月、竹村書房から刊行された高見順(1907~1965)の短編小説集。

 

目次

  • 花々の下
  • ある二人
  • 前後
  • 筋向ひの親子
  • 美しい人
  • 喧嘩戀愛
  • 冬の花
  • 不精鬚
  • 落葉
  • 十二號室
  • 流木


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山崎富栄の生涯 長篠康一郎

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 1967年9月、大光社から刊行された長篠康一郎(1926~2007)による山崎富栄(1919~1948)の評伝。刊行時の著者の職業は雅叙園勤務。

 

 山崎富栄が自らその若き生命を玉川上水に投じてから、もう二十年に近くなります。この間、太宰治の作品は年毎に多くの若人に愛好され、いまや確固たる地歩が築かれつつありますが、そのきらめく栄光のかげに、不遇な時代の太宰に献身的に尽し、励ましつづけた多くの方々は、いまどのようにあつかわれているでしょうか。女性なるがゆえに、文筆家という味方を持たないが故に、真実をゆがめられ、偏見を以てみられているというようなことはなかったでしょうか。そのような意味からも、太宰文学の完成に美しく哀しい犠牲となられた方々を、富栄の遺した日記を主体としながら、出来るだけ正確に復元してみようと努めてみました。筆者生来愚鈍なるがため、感情のみ先走っていたずらに空転するばかり、充分に意の尽せなかったことをむとともに、ただもう三年早く踏査を開始していれば、より貴重な資料を散伏させずに済んだであろうにと、残念でなりません。
 茲に謹んで本書を山崎富栄の霊前に捧げ、その御冥福を心より祈念いたします。

 一九六七年 初夏
 長篠康一郎

(「はじめに」より) 

 

目次

長篠康一郎君のこと 山岸外史
まえがき

第一部 山崎富栄抄伝
第一章 人とその生涯

第二章 愛と死の日記抄

  • 一 優しく寂しいひと

第三章 犠牲

  • 一 禍害なる学者
  • 二 苦悩の能力
  • 三 虐げられる人

第四章 伝説と偏見

第五章 行為と真実

  • 一 家郷追放
  • 二 抵抗と挫折
  • 三 銅貨の復讐
  • 四 良妻愚夫
  • 五 心のうつる鏡
  • 六 爪のない野獣
  • 七 涙の谷の人々
  • 八 勝利の文学
  • 九 麻薬と良薬
  • 十 美しき犠牲を
  • 十一 行為と真実.

第二部 山崎富栄抄伝おぼえがき

  • 一 揺籃時代
  • 二 一歩前進二歩後退
  • 三 最盛と終焉
  • 四 きらめく栄光のかげに

山崎家・太田家・小山家・津島家家系略図
あとがき


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受胎告知 圓子哲雄詩集

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 1973年5月、思潮社から刊行された圓子哲雄(1930~)の第1詩集。装幀は石橋宏一郎。刊行時の著者の住所は青森県八戸市、職業は県立農業高校教諭。「朔」編集同人。朔叢書第1集。

 

目次

  • 受胎告知
  • 満月
  • 生誕
  • 産声
  • 若い母親
  • 子守歌
  • 一日
  • 落日
  • 父子
  • シャボン玉
  • 太陽
  • 鞦韆
  • 行方
  • 薄暮
  • 渡り鳥
  • 猪苗代湖
  • 爪を噛む子
  • 生活
  • 運動会


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緑豆 齋藤恵美子詩集

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 2002年10月、私家版として刊行された齋藤恵美子(1960~)の第2詩集。著者は東京生まれ。

 

目次

  • 緑豆
  • 鉄くずのある家
  • 花火
  • 夏草
  • 木蓮
  • 研ぐ
  • 客室清掃
  • 口のなかから
  • エンド・カット
  • つるくさ
  • 角地の庭
  • 板金屋の犬
  • 夕市
  • 秋蝉
  • 川むこうの店で
  • 孟宗竹
  • 老樹
  • 白い庭
  • 夜勤


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