2018-04-30から1日間の記事一覧

冬鳥ノオト ある女学生の作品集 窪寺みどり

1952年4月、創成社から刊行された窪寺みどりの作品集。 私は、こんど新制中学生の日の作品をえらんで、本にすることにしました。私は、まだ早いと思ったのですが、新教育の中学生としてのあゆみを、あゆんできた意味で、作品集を出すことにしました。 作品集…

葬式ごっこ 八年後の証言 豊田充/五味彬

1994年10月、風雅書房から刊行された豊田充によるノンフィクション。撮影は五味彬。デザインはなかむらゆみ。 目次 はじめに Ⅰ いじめ解明への原点 鹿川事件判決(要旨) 視覚一二〇度の範囲に、少年の居場所はなかった――鹿川君の死への八ヵ月 八年間は何だっ…

旅情の華 野村尚吾

1942年10月、今日の問題社から刊行された野村尚吾の短篇集。装幀は鈴木信太郎。第15回芥川賞推薦候補作品。 目次 旅情の華 岬の気 門標 私の寫生帖 海峡 鴉 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

天府 冥府  財部鳥子

2005年7月、講談社から刊行された財部鳥子(1933~)の小説集。 目次 天府 冥府 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

春のかぎり 小堀杏奴

1958年5月、みすず書房から刊行された小堀杏奴の長篇小説。装幀は小堀桃子。 どぎつい描写の小説が多いなかに、これは柔しい文章のこきやうに引きもどしてくれる杏奴さんが初めて書かれた小説である。 小説に声といふものがあったらこの作者の声が、われわれ…

装丁探索 大貫伸樹

2003年8月、平凡社から刊行された大貫伸樹の装幀研究書。著者自装。撮影・レイアウトは伊藤庸一。 目次 ●第一部 装丁探索 ・橋口五葉の装丁 『吾輩は猫である」の誕生 絵葉書が生んだコンビ 橋口清、挿絵家としてのデビュー 装丁家五葉の誕生 『虞美人草』『…

岸辺のひととき 門間久男詩集

1983年1月、現実超現実誌発行所から刊行された門間馬久男の第5詩集。扉・口絵は加美山泰子。画像は口絵。 目次 水芭蕉 橋の上の夏 水芭蕉 河原 詩集『劇場』より一篇 連枝 長編詩集『行行子』より一篇 なつめ 朝の散歩 汽カン車とキリン 安土つつじ公園 いそ…

愛のことはもう仕方ない 枡野浩一

2016年6月、サイゾーから刊行された枡野浩一の私小説。装幀は篠田直樹。写真は佐々木あらら、gettyimages。 目次 まえがき 神様がくれたインポ 第一回 精力もお金も潔さもなく毎朝しぼむ四十七歳 第二回 大盛りを頼んだことのない男、まるいケーキを一人で食…

苦いお茶 木山捷平

1963年5月、新潮社から刊行された木山捷平の短篇小説集。装幀は畦地梅太郎。 目次 かなかな 山つつじ 修身の時間 武の花筒 市外 墓と鏡台 最低 豆と女房 苦いお茶 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索