2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

藁人形 丸本明子詩集

1991年8月、土曜美術社から刊行された丸本明子の第6詩集。 目次 Ⅰ 藁人形 幼い命 這う 袱紗 残月 水面下 齧りつく 黒い布 沈む 濕 鶴の舞 Ⅱ 鳥雲婆羅 月見草 青い色 芥子 さざんか 蓮華 彼岸花 朱の色 霧雨 落葉 林藪 枯野 雪崩 跋 あとがき NDLで検索アマゾ…

仔を捨て屋 米村敏人詩集

1975年10月、国文社から刊行された米村敏人(1945~)の詩集。装幀は渋川育由。 目次 仔を捨て屋 仔を捨て屋 あるいは無花果 料理 水棲 蝉 糞話 少年論 少年論 奇形論 昆虫論 樹論 寄生虫論 猫の舌 猫の舌 青酸の唄 喉 背を計る 少女よ 屠殺人彦吉次第 あと…

冬の花々 安部宙之介

1969年10月、木犀書房から刊行された安部宙之介の短編小説集。 目次 ふるさとの少女 わかめ少女 若い瀬 あとがき 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

盲生とともに 小林みどり歌集

1963年8月、短歌研究社から刊行された小林みどりの第1歌集。 目次 序文・五島茂 五島美代子 Ⅰ 盲生とともに Ⅱ 母 Ⅲ 大阪の頃 Ⅳ 夫と子 後記 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

君死にたまふことなかれ 深尾須磨子

1949年5月、改造社から刊行された深尾須磨子(1888~1974)による与謝野晶子の評伝。装幀は三岸節子。 目次 小序 君死にたまふことなかれ この人を見よ 富士見町の頃 戀愛と藝術 森の大樹 戦争と平和 人類の母 折にふれて 風に呼ぶ 附 昌子物語年譜 NDLで検…

罪の變奏 相澤啓三詩集

1981年9月、昭森社から刊行された相澤啓三(1929~)の詩集。装本は柴永文夫。 目次 罪の變奏 面 ロンダ 山宮の農園での母の肖像 旅のやどり 妹との肖像 ふたつの王國 悪徳の暹羅雙生兒 プーナ 器 聖なる都 聖なる河 カトマンドゥの薔薇 黄金の瞬間 みちの彼…

モリーナの部屋 薦田光恵詩集

1999年9月、青樹社から刊行された薦田光恵の第3詩集。装幀は丸地守。 目次 鳩を抱いていた 私はサバンナ チェリー・ピンク ノート 八月の森 モリーナの部屋 ナンセンス・クラブ ノート 月夜 キリエ 復讐 二十歳の田園 ノート サンドイッチ・ストーリー ジェ…

詩人たち 筧槇二

1979年9月、山脈会から刊行された筧槇二(1930~2008)の随筆集。カットは久保田昭三。 目次 川端康成の詩 詩人 老残――老、無残 細川ちか子の死 送らせて――追悼・長田恒雄 平木二六と大木実の詩 言葉、そして悪文 オトナの話 映画の話 別れ 同人雑誌について…

アルルカンの挨拶 三橋聡詩集

1977年3月、紫陽社から刊行された三橋聡の第2詩集。グッドバイ叢書1。 この詩集は、十代の時に刊行した前詩集、「断片的なフォルム」(一九七二年・秋津書店)に次いで、私の二冊めの詩集である。だが、それは数の上だけであって、私としては、この詩集が自分…

遠日点 田口義弘詩集

1999年9月、小沢書店から刊行された田口義弘(1933~2002)の詩集。第33回日本詩人クラブ賞受賞作品。 目次 四行詩集『表徴』とその周辺より 鳩の合図 距離の感情 半世紀前の蚊 あとがき詩篇細目 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

山脈七人集

1977年10月、山脈会から刊行されたアンソロジー。カットは久保田昭三。山脈叢書10。 目次 Ⅰ詩 石原武 冬空の顔 蝶の季節に 午後 手塚久子 誕生石 秋の果実 喉仏 高橋弘 本町ドブ板通り 見慣れた風景 見慣れた風景 Ⅱエッセイ 手塚久子 『凍り絵』をめぐって …

伴先生 吉屋信子

1961年1月、ポプラ社から復刊された吉屋信子の少女小説。カバーは辰巳まさ江、挿絵は石井健之。底本は実業之日本社版(1940年)。 読者のみなさまに 伴先生――この作品はわたくしの少女小説をかいていた中期の作品であり、少女を愛し、また少女を愛する女学校…

遺愛集 島秋人

1967年12月、東京美術から刊行された島秋人(1934~1967)の遺稿歌文集。 私の怒りと悲しみはつきない 「わが死にてつぐない得るや被害者のみたまに詫びぬ確定の日に」このような美しい心境に達した人間を何ゆえに国家は法の名の下に殺しうるのか。私は長い…

あめりか 筧槇二

1974年6月、山脈会から刊行された筧槇二(1930~2008)の短編小説集。カットは久保田昭三。山脈叢書3。 目次 夕焼け あめりか 赤いカンナ 除名 人は内なる像に何を問う 跋にかえて 木全圓壽 NDLで検索アマゾンで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

合歓 鈴木貴子詩集

1985年5月、詩学社から刊行された鈴木貴子の第1詩集。 目次 part1 蝉 とんぼ 蛇 グラス 落しもの 薔薇 梔子 紫陽花 さざんか 金木犀 合歓 柚子 浜木綿 花時計 夏の花 茄子 かおり part2 障子 霞草 夜行列車 はつあき きりこ硝子 捨てる 街で 波 薄氷 海水帽 …

風景18 松岡昭宏

2010年5月、筍書房から刊行された松岡昭宏(1927~2015)のエッセイ集。松岡は、小野十三郎とともに、大阪詩の教室、大阪文学学校、大阪文学協会、本の研究会、大阪編集教室等を開校・設立した。 目次 歌 死者たちはまだ若い スペインの小さな村 吉野山のヤ…

餘裕(ゆとり) 上司小剣

1941年3月、東洋書館から刊行された上司小剣(1874~1947)の随筆集。 目次 塵外のいとなみ 鴉と猫とのたたかひ 能因法師 蝉丸の話 蹇物語 餘裕 無餘裕 口と腹と 人心を揉みこなす手腕 おかッかうな物 ゆかたと兵古帶 御堂關白と近衞さん 七五三のお祝 物資…

翼あるうた 日本女流詩集

1971年8月、童心社から刊行された女性詩アンソロジー。編者は新川和江。装画は堀文子。 日本の伝統的文芸である和歌(短歌)や俳句も、広い意味では詩に数えられるが、今日、私たちが<詩>と呼んで、読んだり書いたりしているものは、明治の初期にヨーロッパか…

楠樹譚 堀内統義詩集

1993年10月、創風社出版から刊行された堀内統義(1947~)の詩集。銅版画は松本秀一。附録栞は坪内稔典「原始の楠」、福間健二「フェアプレーの詩人」、道浦母都子「貴種のたましい」。 目次 驟雨 月光 五月 音楽 蜃気楼 樹冠 冬の蛇 火系 近辺 表面張力 東…

日本前衛詩集

1950年6月、十二月書房から刊行されたアンソロジー詩集。編集は日本前衛詩集編集委員会。 目次 序文・金子光晴 第一部 哀しい季節 異國の春のうた・たむらただや 囚人・關根弘 灯のない街へ流れ・甲斐田健 黄昏の札幌にて・根谷洋二郞 砂漠の攻撃・小林照夫 …

詩の妖精たちはいま 小川和佑

1972年10月、潮出版社から刊行された小川和佑(1930~2014)による女性詩人論。 目次 堀内幸枝と「村」 ひまわりの詩人・新川和江 生活と詩をつなぐ高田敏子 岸田衿子のソネット 吉行理恵と立原道造 花翳のひと三井葉子 武村志保のおんな心 行動者のなかの女…

夏空、そこへ着くまで 八木幹夫詩集

2002年10月、思潮社から刊行された八木幹夫(1947~)の詩集。 目次 序詩――川の見える丘で 白い家――一九九七年冬(1~20) 白い家――一九九八年冬から春へ 秋へ<明るい箱> 木の町、タコマ 家族写真 冬の帽子 娘からの写真 地図 木の町、タコマ 自由の女神 …

人生舞台 小堀杏奴

1958年6月、宝文館から刊行された小堀杏奴(1909~1998)の随筆集。装幀は小堀四郎。 目次 花問答 人生舞台 大人小人 三文紳士 苦悩 誤った伝説 智慧 アヴェック 息子 好印象 老夫婦 ひな祭今昔 奇妙な椅子 行きたくたい所 上手なことわりかた ジェームス・…

揺れる煙突 高島洋詩集

1988年8月、コスモス社から刊行された高島洋の第2詩集。 第一詩集(高島洋詩集)を発行したのが昭和四十七年八月であったから、すでに十一年の歳月が経過している。その間、わたしは詩誌「コスモス」に拠って細々と作品をかいてきた。従って本詩集に集めた二十…

ミセスエリザベスグリーンの庭に 淺山泰美詩集

2014年2月、書肆山田から刊行された淺山泰美(1954~)の第8詩集。装画は戸田勝久。第10回三好達治賞候補作品。 目次 (春蜜蜂) (初夏小鳥) (桜桃) (プラムツリー) (山梔) (睡蓮) (鈴蘭) (妖精) (螢) (熊蟬) (真珠) (鈴) (コスモス) (ゴールデンドロップ) (セ…

新樹の丘 白川渥

1958年7月、大日本雄弁会講談社から刊行された白川渥(1907~1986)の長編小説。装幀は高沢圭一。 目次 山上の人々 赤いコート 蒼ざめたシンデレラ 二つの告白 小さな勇気 仮病の練習 風騒ぐ山 愛と友情 絶交宣言 雲の地図 NDLで検索Amazonで検索日本の古本…

雅歌 仁木利和作品集

1991年9月、街の草から刊行された仁木利和の作品集。 一九八五年一月に仁木利和が急逝してから、この秋でまる六年が過ぎる。「雅歌」は仁木利和にとってはじめての、そして唯一の作品集になった。ここに収められたのは、一九六五年以後、おそらく一九七一年…

水の記憶 岸野昭彦詩集

1985年7月、思潮社から刊行された岸野昭彦の第1詩集。装画は浅川洋子。第21回現代詩手帖賞受賞作品。 目次 オン・ザ・ロック 臨月 水俣Ⅰ 水俣Ⅱ 水俣Ⅲ 水をもとめる 水上へ 旅 花嫁 子守唄 駅 旅の途上 猫と少年 墓誌 雨 生活(乾魚) 織る・女 水道の予感 洋品…

女人の館 白川渥

1954年9月、大日本雄弁会講談社から刊行された白川渥(1907~1986)の長編小説。装幀は硲伊之助。新書判(1956年5月)の装幀は生沢朗。 目次 館の人々 たそがれの記 波紋 鉄の花 積乱雲 わが心の風 蔦の窓 グッド・バイ 春泥 朝と夕と 残照 衣更え NDLで検索…

空き家の夢 中本道代

2004年1月、ダニエル社から刊行された中本道代(1949~)のエッセイ集。 目次 空き家の夢 まちのうた――花小金井 ディープ・サウスの影 峠という謎 空き家の夢 覆い被さっている空 わたしの旅 ダリアと百日草の庭 Ⅰ Ⅱ 草の上の夜 love house spring girl gras…