2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
1983年7月、俳句研究新社から刊行された福田葉子(1928~)の第2句集。 何となく天折を憧れるような感じの日々を過ごしながら、もう半世紀を生きてしまいました。他愛のない願望にすぎないと言えば、そのとおりに違いありませんが、しかし、いつも死について…
2009年8月、書肆山田から刊行された柿沼徹の詩集。装幀は亜令。 目次 今日 亀の音 コバヤシの内部 処方 用事のない場所 おやすみなさい 椅子について 夢の外延 ケヤキ昨今 野菜スープに関する問診 穴 カラカラ 補助線 時雨 夢の内包 予後への走書き 木々 深…
1983年7月、私家版として刊行された木村俊弘の第1詩集。 目次 オリオン座のペテルギウス 空 雪 黙示 漏斗 貝殻 海水浴場 化石 樹Ⅰ 出会い 砂時計 樹Ⅱ 冬 日記から――覚書にかえて 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1942年4月、利根書房から刊行された伊藤整の短編小説集。装幀は岡鹿之助。 「父の記憶」と「十二月八日の記錄」とは、最近の作品である。この二篇に記錄風な手法が見られるのは、大東亞戰爭の開始以來、生活の現實に對して小説家はできるだけ謙虚であらねば…
1971年11月、あぽりあ編集室から刊行された坂井信夫の詩集。あぽりあ叢書2。 目次 Ⅰ くらげ いもり とかげ もぐら 流亡 蛇 Ⅱ 無音の世界から 未視の地区から Ⅲ 部屋 対話 道化師の朝のうた 街で 幼年詩篇 Ⅳ 歪んだ風景 Ⅴ 詩論のための試論 あとがき Amazonで…