1938年7月、豐文書院から刊行された林語堂(1895~1976)の評論集。翻訳は新居格(1988~1951)。
目次
譯者のことば
パアル・バツクの序文
著者の序文
第一部 基礎論
第一部 序言
第一章 支那國民
- 一 北支と南支
- 二 退化論
- 三 新しき血液の混入
- 四 文化の安定性
- 五 民族の少壯性
第二章 支那人の性格
第三章 支那人の心
- 一 叡智
- 二 柔弱
- 三 科學の缺如
- 四 理
- 五 直覺
- 六 幻設
第四章 生活の理想
第二部 生活論
第二部 序言
第五章 婦人の生活
- 一 婦人の隷屬
- 二 家庭と結婚
- 三 女姓の理想
- 四 娘の敎育
- 五 戀愛と求愛
- 六 娼婦と蓄妾
- 七 纒足
- 八 解放
第六章 社會的及政治的生活
- 一 社會的精神の缺如
- 二 家族制度
- 三 閥族本位、賄賂と慣習