1977年10月、無限から刊行された笠原三津子の第6詩集。カットは石原吉郎。著者自装。
目次
・婚禮の朝に
- 楠の葉と女
- 婚禮の朝に
- 夕べ
- 返信
- 約束
- めざめ
- まんじゅしゃげ
- 子ども
- さくら・まぼろし
- 藤・まぼろし
- 男と死
- 女と瀧
- 夕日と女
- とんぼと女
- 原稿紙と女
- 心の蝶
- 稲妻と男
- たましいが呼んでいる
- 新年がくる
- 表紙の赤いメモ帳を
- 天の鏡
- 舞いあがる
- 蜜のゆくえ
- 白刃の道
- 光
- 銀の風
- 詩六篇
・空をわたるひとすじの絲のなか
- 空をわたるひとすじの絲のなか
・森の広場―ポール・デルボーによせ
- 原野(はらの)と女神(にょしん)
- アクロポリス
- 眠るヴィーナス
- あかつき
- 森の広場
- 三日月の宵
- クリスマスの夜
- 妖精たち
- ビグマリオン
- 赤い町
- 煌々と
あとがき