1924年10月、新潮社から刊行された福田正夫(1893~1952)の詩集。現代詩人叢書第15編。
目次
・田園詩十六篇
- 青ざめた田舎
- 逍遥の時
- 若者と低能児
- 小作人
- 竹山切り
- 浜辺
- 土のひびき
- 田園の夕
- 秋風の丘のほとり
- 収穫の日
- 輝いた田園
- 彼と語る
- 寂しき麦踏み
- 帰郷者
- 小麦の花
- 菜種
・「農民の言葉」以後
- 麦踏む二人
- 豊年の不作
- 収穫時の夜I
- 収穫時の夜II
- 月の感興
- 微笑
- 顔に輝く月
・自然小詩及其他
- 生命のひびき
- 成長の美しさよ
- 大空への思慕
- 樹の葉
- 地と空の交霊
- 落葉林
- 野原
- 土
- 大洋の中に
- 死と永生
- 三つの誓
- 十字架
- 何処へ
- 幻想の彼方へ
- 大空を思ふ
- 心のひびき
- 大地と海
- 雲の行方
- 孤独を求める
- 野に一つの花
- 春
- 翼のごとく
- 真理
- 炎の海
- 深淵
- 低風の街から
- 恐しい低空
- 空の歌
- 月光の下に
- 霧
- 悲哀
- 人間の足跡
- 新鮮なるもの
- 抱合の果て
- 永遠の書物