2011年8月、詩画工房から刊行された中村千才の詩集。著者は山梨県一宮町生まれ。
目次
- プロローグ 貼紙の向こう
- 浮き沈み
- 季節は浜に降りてきた
- おかあさんの声
- 芽ぶく
- 今 防潮堤だけが
- かるいかばん
- ほんでも 負けられん
- 影の町
- 陽光の 郡山
- 山のげんき草
- 夢の先
- 携帯写真
- かずのいえ どーん
- 鯉のぼり
- 助けられているよりも
- 浴衣の花と太鼓
- キーちゃんのかおりが追っかけてくる
- 次郎さん 香子さんも
- 「安いね 旨いねえ」
- おみやげヘリが
- 星の夜
- 波を押し返す
- 箱ひとつ
- 一枚ずつの写真
- いい子をね
- うみ という字
- エピローグ 荒波とあした
あとがき