1974年11月、葦書房から刊行された森崎和江(1927~2022)の評論集。
目次
Ⅰ
- 朝やけの中で
- アイヌ系にほん人
- 島の自画像
- 民衆ことばの発生
- 未熟なことば・その手ざわり
- 肉体のことば
- 創造性の変革とその継承
- 内語とこども
Ⅱ
- 差別と禁忌
- 京ノ方ヲ向イテ拝ムガヨイ
- 民衆の内在律と天皇制
- 仁儀的侵略
- 暗闇からの発信
- 日本への三下り半
Ⅲ
- 民話とくらし
- 白い太陽
- マンスデ芸術団
- 国境の島
- 朝鮮の夏・雑感
- からゆきさんが抱いた世界
- タコベやくらし
- 電話と少年と
Ⅳ
- 三つのハンコ
- 性のやさしさを
- 匪賊の笛
- 日本の娼婦性
Ⅴ
- ちいさないわし
- 思い出せないこと
- 視点
- 鯉のぼり
- 発熱
- 枯れ葉のむこうに
- ぎんなん
あとがき
初稿発表覚書