1948年9月、蒼生社分室から刊行された大和ミエ子の第1詩集。装画は雑司十郎。
目次
序詞 泉漾太郞
花園
- 花園
- 早春
- 母への詩
- 海上日出
- 停車場で
- 名の知らぬ川にて
- 平磯の海邊にて
- 二本松に寄せて
- 鮎
- 九月
- たそがれの詩
- 十月の詩
- 再び九月の詩
- 病室で
山上遊戯
- 山上遊戯
- 圈外
- 無垢
- 早春の望鄕
- 足袋
- 元旦の願ひ
- 望鄕
- 白日夢
- 大黑柱
- 風景
- 立秋
- 人に
をみなの心
- をみなの心
- 小貝川に寄せて
- 宿命
- 夕ぐれの詩
- ほのかな戀情
- 未練
- 失意
- 諦念
- 戯れ言葉
- うらみ
- 車窓にて
- かくて去る
- 再會の日に
- 背信の友に
- よき人に
- 暗夜
- 系圖
餘情追慕
- 理由
- 導体
- あの聲
- 冬の夜
- 餘情追慕
- 壁
- 飯坂温泉にて
- 死罪
- 朝
- 挽歌
- 冬夜哀譜
- 仙人
轍をゆく
- 秋のうた
- 雪に燃ゆる
- 美しい人
- 慣ひ
- 女人高野
- 高貴なるもの
- 想ひ
- 私の石
- 六月
- 轍をゆく
後記 著者