1940年3月、研究社から刊行された市河春子(1896~1943)の紀行文。
目次
一、 米國の旅
- 荒るゝ海
- やんちやな生徒
- 空の笑靨
- 第一印象
- 樂しいクリスマス
- 悲しいクリスマス
- 大陸を橫ぎる
- ニューヨークにて
- 博物館其他
- ペンクラブの晚餐
- パール・バックの印象
- 片言英語の放送
- ワシントンに飛ぶ
- アメリカの京都
- ナイヤガラの瀧
- シカゴとロック・アイランド
- 南部の初春
- アコマの土人村
- インディヤンの踊り
- 世界最大の鐘乳洞
- グランド・キャニオン
- 斷崖を下る
- ボールダー・ダム
- ロサンヂェレス
- サンタ・カタリーナ島
- サンタ・バーバラ
- 平和鄕ハワイ
- 米國との親善
- 霞む富士
二、 日本の旅
- かもしかの道
- ぐみ食ふ熊
- 綠の旅
- 尾瀨三題
- 小屋の爐端
- 浮き島
- 彌四郞爺
- 朝鮮の懷古
- 陵
- 高麗の古都
- 石窟の御佛
- 臺灣の裏側
- 直路南進
- 蕃社の元旦
- 湯のある旅
- 黑部祖母谷
- 麓の湯
- 南の湯北の湯
- 女湯三態
- 異國情緖の溫泉場
- 秋の伯耆大山
- スキーのあけくれ
- 雪によする追慕