2007年10月、思潮社から刊行された最果タヒの第1詩集。装画は田辺ひとみ、装幀は著者。附録栞は、山本哲也「内にむかってつぎつぎに開かれていく」、武田肇「これはなんだ」、松尾真由美「その間際、きよらかな叫びの進度」、和合亮一「見者よ、燃えあがる土星の輪を抱け」。
目次
yoakemae1
- 0
- 夏のくだもの
- 足の裏
- 会話切断ノート
yoakemae2
- 故郷にて死にかける女子
- 苦行
- 友達
- 術後
- 空走距離
yoakemae3
- 小牛と朝を
- 見エないという事
- 死ぬ間際にいう言葉がそれであればいいのに。
- 非妊
- 尋常
yoakemae4
- 暴走車を追いすぎて、
- 博愛主義者
- 死なない
yoakemae5
- 最弱
goodmorning
- 再会しましょう
- 君を呪う
- 世界
あとがき