1976年1月、葦書房から刊行された、たなかよしゆき(田中義行)の第1詩集。装幀は栗津謙太郎と滝本明。
目次
孤立者
- 赤い魚
- 藤の実とぼく
- 冬の木1
- 冬の木2
- 冬野とぽく
- 冬の海とぼく
- かびんさし
- 藤の木とぼく1
- 藤の木とぼく2
- 炊事場でのぼく
- 月とぼく
- 樹木の下のぽく
- 思い出(万年筆)
- 思い出(自転車)
- 思い出(アゲハチョウ)
- 触手
- 思い出(フクログモ)
- 思い出(野草)
- 朝
- ブローチ
- 貝
優しい民
- あかいケイトウ
- 阿修羅像
- 夕日観音
- 相生阪
- ぶっとう
- くつしたのよる
- あぱーとのべんじょ
- こゆきのあさ
- よどやばしのかいだんで
- りょうかんごどうあん
- 雨
- ふじ
- 少年たちの廃船
- 病院で
- ミツカドコオロギ
- 田中正造
- 優しい民
- 魚のくにと私
- 私のぶんぶくちゃがま
- 異郷へ
- 立冬の夜
- 私の富楼那(フルナ) 私の吉祥天女
- 私の地蔵 私の天邪鬼
鋳剣
不倖せな幸福 菅原克己
あとがき