2000年4月、角川書店から刊行された舟越美智子の詩集。彫刻家・舟越保武の妻。
目次
Ⅰ
- エゾエンゴサク
- 湧き出ずるもの
- 美しい桜の花よ
- タンポポ
- 春の青空
- 姉
- 沼のほとり
- 一枚の絵に添えて
- こころ
- 阿寒湖畔にて
- 雨が霽れて…
- 七里ヶ浜にて
- おさなき哀歌
- 灯は霧にともすべくあるかのように
- 短い夏
- 夏がゆくとき
- 秋が私に語りかける
- 丘の上の沈黙の町で
- 闇にめざめて
Ⅱ
Ⅲ
- 秋夜
- 早春の庭
- さようなら盛岡よ
- 七番目の赤ん坊
- カンナ
- 洗礼式
- 青桐を登る女の子と鳩
- 水仙の咲く庭で
- 青い沼
- ひとすじの光りを思い出す時のうた
- 昼の夢
- 勿忘草を見ていると
- 踊る友よ ありがとう
- 梅雨の晴れ間
- 巴里腎臓移植とゴッホ
舟越道子の人と作品
道子さんのこと 萩原葉子
日本のノワイユ夫人 鈴木亨
聖歌は源流から聞える 上林猷夫
あとがき