2022-07-03から1日間の記事一覧

日本海軍 高柳重信句集

1979年9月、立風書房から刊行された高柳重信の句集。装幀は前川直。 目次 松島(海防艦)松島を逃げる重たい鸚鵡かな 橋立(海防艦)橋立に見ざる聞かざる徒寝して 厳島(海防艦)親不知生えつつめぐる厳島 鎮遠(二等戦艦)名告り出でたる鎮遠の木を伏し拝む 富士(…

朔風の鐘 一色次郎

1970年5月、三一書房から刊行された一色次郎(1916~1988)の長編小説。装幀は飯塚八朗。 目次 第一章 十間輪 第二章 鎧河岸 第三章 北海の謎 第四章 五欲 第五章 咽ぶ、朔風 作品について NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

詩歌の待ち伏せ 北村薫

2020年7月、筑摩書房から刊行された北村薫(1949~)の詩論集。2006~2009年、文藝春秋から刊行された同名文庫3冊を合本し、加筆訂正を行ったもの。カバー装画は群馬直美、カバーデザインは宇都宮三鈴。 目次 はじめに 一、「集団」アンドラージ 二、「師よ …

浮草 沢ゆき詩集

1971年4月、光風社から刊行された沢ゆき(1893~1972)の第3詩集。題字は著者。刊行時の住所は竜ヶ崎市砂町。 もう、五十二、三年前にもなりますが、ぼくが詩を書きはじめ、川路柳虹主宰の「現代詩歌」の会員であったころ、沢さんはすでにそこの同人で、現代…