1944年7月、みたみ出版から刊行された野長瀬正夫(1906~1984)の自選詩集。装幀は岡村不二男。著者は奈良県十津川村生まれ。
目次
・詩集 その一
・詩集 その二
- 渡り鳥の思ひ出
- 二千人の手
- 空の青に
- その灯は消える時がない
・詩集 その三
- 遠景
- 野菊
- 市民われ
- 夕月
- 夕景
- 煙
- 櫻の花
- 寺
- 熊野
- 峠の茶屋
- 村
- 少年
- 雨
- 温度
- 老先生
- 山茶花
- 人生
- 季節
- 奈良
・詩集 その四
- 島
- 遠い村
- 櫻の木
- 小さな町
- 故園の詩
- 旅人宿
- 道中話
- ながれ
- 歸郷
- 父
- 母
- 谷間
- 祖先の庭
- 新月
- 遺骨
- 村通信
・詩集 其の五
- 病氣
- たんぽぽ
- 地圖
- 手紙
- 茶畑
- 留守番
- 海を見に行く