2008年3月、書肆山田から刊行された山崎佳代子の詩集。装画はヴラディミル・ドゥニッチ。
目次
- 星の靴
- なつなのに光がさむい
- おやすみなさいのとき
- 八月、たびだつ朝
- 彼岸花のころ
- もういない朝
- もはや母の言葉ではなく
- ザンパノ
- 道、ひなぎく
- あなたは故郷の男のように
- しずかの森
- 古びた毛布だけが残されて
- きみがどこへいこうと
- たましいのにおい
- 夏のワンピース
- すきとおった身体に関する考察
- 母の水
- 満月、劇映画B
- このはなのひとよのうちに
- 冬の薔薇
- もはや舟はみえず
- いのりのあさ
- 壁画、名も無き詩人
- はなののうた
- ときに砂が光り
- 蝶を
- ときに砂が光り
- はじめて光をみつめたこどものように
- スティル・ライフ
- きよらかな心臓
- ふるめかしい扉
- 翡翠の朝
- ひかりのきしべ
- るしおる・空飛ぶ自転車
- とおらない日、落葉樹
- 結婚記念日
- 日曜日、病棟S
- 赤、フロリダ
- ひかりのきしべ
- 天使の仕事
- かえってくるから
- ケンタウル祭、授業
- しなやかな光の糸
- いい おんがく りんご ペーパームーン
- タイプライター なつかしい カード
- 地図 コップの水
- 列車 いちばんの楽園
- 安堵 りんごの位置
- あさ とおくへ すすむとき
- 水、土、火による限りなき変成
- 水晶 瑠璃のようにすみわたった 場所
- てのひら
制作記録