1948年11月、國際出版から刊行された伊藤永之介(1903~1959)の随筆集。装幀は芹沢銈介。
目次
- いも
- 稻揚げ
- 農民の眞の姿を
- みそさざい
- 峠の茶屋
- 寒の雷
- 春遠し
- 唄うたひ
- 五明と私
- 田舍に住んで
- 私の鳥類物
- 女敎員
- 塩の話
- 鰊
- いくさ神
- 父親
- 演藝會のこと
- 救援米と父親
- 農村の娘たち
- 搾られる百姓
- 正二の就職
- 村に劇場を
- 農民の手で書いた文學
- 東京の友への便り
- 秋田「米の國」
- 盂蘭盆前後
- 二百十日のころ
- 秋田から東海道への便り
- 西と東
- 農民に對する觀念
- 息子
- 言葉の戰時色
- 胡麻の油
- 淺野部落
- 喜雨
- 農村文化という言葉
- 洪水
- 地方文化のすがた
- 水害と風害
- 水害記
- カマクラ
- 水難と盜難
- 土產のタバコ
- 健康な文學
- 農民短歌私見
- 大根漬
- 戰後の農民文學
- 農民文學の二つの型
- 昔ながらの婚禮
- 復活した農村行事
- 橫手を去るの記
- 橫手の五年間
- 農村文化は建設されたか
- 端午の節句
- 山村にて
- 農民の幸福
- これからの都會と農村
- 秋田の娘
- 盆踊など
- 西瓜畑で
あとがき