北川朱実

神の人事 北川朱実詩集

1996年10月、詩学社から刊行された北川朱実(1952~)の第3詩集。著者は秋田県生まれ、刊行時の住所は三重県松阪市。 目次 送る ふれる 水の旅――岐阜県高鷲村 森へ帰る 冬の水族館 空を見る 独楽を回す 木に会う 心斎橋 日比谷公園 池袋 みたらし団子 泳ぐ …

死んでなお生きる詩人 北川朱実

2001年3月、思潮社から刊行された北川朱実の詩人論集。 この本に登場する十三人の詩人は、「読売文学賞」を受賞して天寿をまっとうした詩人を除き、二十代の終りに余命一年という胃癌の宣告を受けた女性詩人をはじめ、病苦に犯されたり、首を吊り手首を切っ…

とうとう来なかったものへ 北川朱実詩集

1983年3月、詩学社から刊行された北川朱実(1952~)の第1詩集。装画は高木雅彰。 私は暮色に包まれた風景が好きである。その中でポツンポツンとつき始めた家々のあかりが好きである。道を急ぎながら私はいつも、あかあかとした暖かい部屋を窓越しに覗いてみ…

ほんの少し前に 北川朱実詩集

1989年12月、詩学社から刊行された北川朱実(1952~)の第2詩集。装幀は十河雅典。 目次 鯨――太地博物館より サッカーボール 喪失 ほんの少し前に 恐竜展より 蟹 ゴム風船 獅子舞 三月の午下り サクラ 大道芸人 かくれんぼ 契約 問い 螢 廃品 マラソン 窓ぎ…

人のかたち鳥のかたち 北川朱実詩集

2003年10月、思潮社から刊行された北川朱実(1952~)の詩集。装画は浅川洋。 目次 ポンペイ 国語の時間 羊のかぞえかた ホーチミンの木 ガーリック・ステーキ 夏の旅 駐車場の木 おさらい 顔をあらう 池本さんの音 馬場の手 こぼれる文字――済州島 遠い魚 屋…

三度のめしより 北川朱実エッセイ集

2015年8月、思潮社から刊行された北川朱実(1952~)のエッセイ集。挿画は浅川洋、写真は阪本博文、萩原健次郎、著者。詩誌「石の詩」に2000年から2013にわたって連載したものから取捨、補筆、訂正したもの。 目次 落丁の多い書物 いい年というのは 不在の部…