1971年12月、山梨シルクセンター出版部から刊行された牧羊子(1923~2000)の第2詩集。装幀は開高道子(1952~1994)。現代女性詩人叢書4。
目次
序詩
・季節
- SaisondeNoir
- 星座
- Saisond'or
- DesindeMai
- 六月の花に
- AuneSaisonRouge
- いこい
- マヌカンの唄
- 秋
- もえぎ
- 三月は
・旅
- 変奏曲
- 冬の城
- 花たちの叫び
- ヨーロッパの旅
- 旅の岬にて
- 冬を旅する
- 古都
- 思い出の夏旅
1987年6月、矢立出版から刊行された及位覚(のぞき・さとる、1952~1983)の遺稿詩集。編集は永岩孝英。及位は友川かずきの実弟。
このような広告を出してもらうつもりです。
『顔からして嘘つきらしい、笑うと気味悪さが正直に出た。
彼は無邪気な語らいが、ほのぼのさへと還元される前に、と一緒に侮蔑の殺し文句ばかり吐いて歩き、知人の生活に不快さ以外何一つ与えなかった。
まして彼は、死ぬ直前まで、透き通る程の色白のハンサムであり、ロマンチストだと信じ疑わなかった。
昨日彼は、俺が死んだら、さぞや知人の悲しみは、いかほどか、と鏡に自己を写し、死別の前の時間をついやし、骨にもしみる心地良さに酔っていた、と。
そうそれから、得意とする斜め4度の、すまし顔を極力おさえたあの写真を遺文の脇に私の死を良し、として凧にしてのせること。』と、このような広告を出してもらうつもりです。
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笑えない孤独 サトルのためにわずかばかりのこと 三上寛
サトル 福島泰樹
「覚(さとる)」オメデトウ 友川かずき
及位覚略年譜
1955年11月、書肆ユリイカから刊行された小山正孝(1916~2002)の第2詩集。装幀は古茂田守介。
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1988年6月、不識書院から刊行された大下一真(1948~)の第1歌集。題簽は窪田章一郎。まひる野叢書第84篇。
目次
I生死
Ⅱ浄白
Ⅲ存在
Ⅳ僧形歌
Ⅴ〈青春〉像
2019年6月、新潮社から刊行された三国美千子の長編小説。装画は木村彩子。第50回新潮新人賞、第32回三島由紀夫賞受賞作品。
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