2023年11月、龜鳴屋から刊行された武田豊の詩選集。編集は澤村潤一郎。版画は武藤良子。龜鳴屋本第38冊目、置去り詩人文庫番外5。
目次
・ラ
- 私は精神的彫刻家です
- 心青かりし故に
- シャボン玉
- 大きい生活と飛んでゐる背
- 月
- ma ni a――辻潤先生について――
- 冬の雨の夜の春の雨
- ボールの空箱の中の恋愛
- 湯屋の中の浴場の精神と僕の精神
- 詩の上へ落ちた僕のピストル
- 顔・顔・顔・顔
- 酒場
- 酒場の娘
- 詩作
- 春・孔雀色の風景
・リ
- 春光来
- 忘れたステッキ
- 晴着
- 母
- 未完の詩
- 母
- 田舎の祭
- 太い指
- 幸福な不仕合せ
- 炎暑
- 眠れぬ夜の詩
- 虫の声
- あき
- 十一月の火
- 悔恨
・ル
・レ
- 物語・過去について
- 破損したマンガ本
- ネジの孤独
- 指を憎む
- 雁渡る
- 野ぶどう色のしじまへ
- 湖の魚の愛の唄
- まだ芽を出し切らないカトリック
- 母屋と倉のその間で
- 湖と眼疾
- 医院の庭は晴
・ロ
おっちゃんの忘れ形見 澤村潤一郎
おっちゃんの長浜[写真集] 小幡英典