2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
1990年12月、黒色戦線社から刊行された金子ふみ子(1904~1926)の全歌集。付録は「連帯」金子文子建碑特集号。 目次 解説 瀬戸内晴美 金子文子歌集 己を嘲けるの歌 獄舎に想う 補遺 歌稿を見た後に 栗原一男 古川時雄 金子文子をおもう 会田紀子 取り残され…
1976年9月、五月書房から刊行された石塚友二の句集。装幀は外川飼虎、題簽は本宮銑太郎 目次 葉牡丹 昭和四十一年~昭和四十二年 春の霜 昭和四十三年~昭和四十四年 苺皿 昭和四十五年~昭和四十六年 鯊日和 昭和四十七年~昭和四十八年 懐手 昭和四十九年…
1988年10月、花神社から刊行された安西均(1919~1994)の詩集。題字は篠田桃紅。第7回現代詩人賞受賞作品。 目次 1 自転車の幽霊 小禽賦 中間者 手旗、颯々 チェーホフの猟銃 暗い鏡 夢の熱量 冬のM港で 銅像、大儀 積丹(シャコタン)の波 2 塀の上の目 …
2000年6月、土曜日術出版販売から刊行された前田新(1937~)の第5詩集。装幀は林立人。 詩集『十二支異聞』を上梓してから五年が過ぎた昨年、五冊目の詩集の発行を考え、準備をしていたが、六月に思いがけない病いで伏し今になった。その病床のことなど、私…
2002年12月、十二舎から刊行された増岡敏和(1928~2010)の第13詩集。装画は増岡頼子。 ここ三~四年、私の作品は短くなった。なるべく短く書くように努めたからでもあるが、特にくどい程の状況説明や思い入れ激しいところを意識的に捨象し、心象風景を日常…
2009年10月、詩人会議出版から刊行された木立夕子の遺稿詩集。装画は黛晃道。 目次 蜘蛛の巣にかけられた空 日暮れても わたし 帰る 百合 初冬 さくら 春まだ遠い朝に 針 あれは貝になって 風鈴 蒼い馬 まあだ まだ 雪の朝 マリンブルーの洋酒びん 針の穴 は…
1998年11月、緑鯨社から刊行された藤田民子の第2詩集。装幀は柴田哲郎。栞は金石稔。 目次 序 泉 Ⅰ Dessin 新しい人 槐多 土ぼめ 腕まくらの木 baby Ⅱ 詩「七章」 Ⅲ 犬 Ⅳ 旧運河 天候 夕景 湖水 Ⅴ きびたき 水仙 笑い顔 処女飛行 水 加齢 母の寝室 ガラス・…
2008年10月、未知谷から刊行された田中庸介(1969~)の第2詩集。 目次 1 冷房病のひとに アジアン・スイート わけのわからないものとの闘い すいか 光の谷 六月・ロック 昆布館の夏 うどん ナチュラル・ミネラル・ウォーター 本当は嘘です 蒲焼もあります …
1999年10月、思潮社から刊行された田中庸介の第1詩集。装画は沢野ひとし、装幀は南伸坊。 目次 土曜日の朝、四回にわたる雀蜂の侵入の試みとガラス窓によるその撃 穴もぐり 今日、電話をかけて アフリカ 青。七月 秋霖 湖、 夏の山 お饅頭。おはぎ、 退につ…
1935年10月、書物展望社から刊行された中原綾子(1898~1969)の第1詩集。装幀は齋藤昌三、口絵は小泉秀雄。中原は与謝野晶子の弟子。歌集は多数。画像は函欠本。 目次 「悪魔の貞操」に寄す 高村光太郎 「悪魔の貞操」序詞 新居格 悲哀 貞操 花 思ひの火 忘…
1964年12月、国文社から刊行された大木実と原田直友の少年詩集。装幀は多田昌平。『未来』(大木実)以降の自選25篇と、『木かげのベンチ』(原田直友)以降の25篇。 目次 ・大木実集 冬のゆうがた 兄弟 次郎 さざんかのかげ つまらない日よう くせ 安井先生…
1944年11月、小山書店から刊行された石塚友二の短編集。 目次 祖神之燈 ねがひ 秋夜 萩時雨 交友記 北國にて 青春 雛の宵 春雪 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2010年7月、思潮社から刊行された北爪満喜(1956~)の第7詩集。写真は著者、装幀は島田薫。 目次 月の瞳 密集 かならず 保護区 月の頂点 飛手 青の必要 息 生きもの 水の中の深いところ ひと粒の雨とブドウの実 うわの空へ 表面張力、並べて 響き さしおべ…
1963年8月、国文社から刊行された陀田勘助(1902~1931)の詩集。編集は渋谷定輔(1905~1989)。装幀は松永伍一(1930~2008)。 目次 ●黒い青春 諦め ある日 この頃 ある夜 手をさし延べよう! 一情景 おれと月光 ●●・ 冬の朝 無題 囚人自動車 三つの風景 …
1955年2月、池田書店から刊行された大木實の第8詩集。「今日の教養書選101」。『場末の子』『屋根』『故郷』『遠雷』『初雪』『夢の跡』『路地の井戸』からの自選とそれ以後の作品27篇を加えたもの。 目次 ●場末の子 路地の空 曇つた日の夕方 坂 歌 友達 日…
1993年1月、宝文館から刊行された寺田弘の詩集。表紙画は大山八の「掌」。 目次 Ⅰ 踏絵とピエタ 意地悪な神 失せもの 戸籍謄本 繰りごと 時刻表の中に 只今外出中 黒いうねり 手首の秋 もう一つの自分が 旗 囚人のいる部屋 無口な空 都会の片隅で 踏絵とピエ…
1991年11月、緑鯨社から刊行された藤田民子の第1詩集。 目次 皇后 朝の散歩 コレスポンデンス 国土 黄道光の下で 頬の上に一羽の青き燕訪う 形代 かたしろ 鳥子 いらえ 翌朝 膜の詩 迷宮 宛詩 黒照射 日録 ながれ 川の流れ 野うさぎは跳ぶ 見舞 以前の詞 水…
1947年9月、三興書林から刊行された石塚友二の句集。甲鳥書林から1941年に刊行されたものの再版。 目次 序 横光利一 心塵半歳 旅中拾遺 方寸虚實 補遺 後書再版後書 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索