2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

太鼓 永井善次郎詩集

1965年5月、銀河社から刊行された永井善次郎の詩集。 目次 鰯 夢ごんどう 男蛸 灯台 手の野郎 くちくちくち ひらき 子供たち 腹 整地した墓地 胸 三人の怒リ 祈 魚のはらわたを背おって 花 肥料 早い朝 太鼓 屋根に咲く花 春夏秋冬 日本の古本屋で検索ヤフオ…

X線 高部勝衛詩集

1959年10月、六月社から刊行された高部勝衛(1927~)の詩集。 目次 序 小野十三郎 砂漠地帯 虫の音 別れ 夏 夜業 雀 ニューヨークにて プラネタリウム X線技師 鉱質 友に 地下鉄 電車 大空 二重写し ひとに 発掘 地下線 星座 海 雪 俯瞰 山裾 放棄 風に 猛…

黄金の秋 桃谷容子詩集

1988年10月、詩学社から刊行された桃谷容子(1947~2002)の第1詩集。装画は黒木邦彦。第3回福田正夫賞受賞作品。 桃谷容子さんに、お会いしたことはない。一枚の写真は目にする機会があった。この詩集の版元である、嵯峨信之氏から見せていただいたのだ。「…

改造社の時代 戦中編 水島治男

1976年6月、図書出版社から刊行された水島治男によるノンフィクション。 目次 つかの間の「よき」時代 近衛内閣成立 トロツキーとスターリン 満州・北支行き 戦火の上海 軍閥の跳梁 三木清 蒙彊紀行 「麦と兵隊」 退社 上海から北京へ 科学主義工業社 科学新…

改造社の時代 戦前編 水島治男

1976年5月、図書出版社から刊行された水島治男による改造社回想録。装幀は鈴木礼男。 目次 改造社入社 無産党と共産党 横光利一・林芙美子・小林多喜二 山川均 勞農派 昭和初期『改造』の新人たち 昭和初期の大家たち プロレタリア文学 険悪化の谷間 非常時…

黒い水晶體 大滝清雄詩集

1950年11月、日本未来派発行所から刊行された大瀧清雄(1914~1998)の第8詩集。 目次 燃え殼の上に 陰影の中に 冬 骸骨富士 夕暮れに 樹影 眼のためにI 眼のためにII 眼のためにIII 眼のためにIV 夜の紋章 手 指輪 道 夜の皿 精神 夜の皮膚 夜の窓 磁場 陰…

現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子ノート2009-2017

2019年3月、書肆子午線から刊行された瀬戸夏子の散文集。 目次 すべてが可能なわたしの家で──まえがきのかわりにⅠ エッセイ ジ・アナトミー・オブ・オブ・デニーズ 音たてて銀貨こぼれるごとく見ゆつぎつぎ水からあがる人たち/小島なお 「テーブル拭いてテ…

燃える翼 宮崎丈二詩集

1957年5月、アポロン社から刊行された宮崎丈二(1897~1970)の詩選集。装画は著者。 目次 ・「爽かな空」より 平野と天空 幸福の手 大きな月 深淵 風のやうに 月よ 機関車 ・「太陽の娘」より 太陽の娘 冬の小鳥 南の歌 花(病床にて) 六月の朝 一つの花 生…

時間割にない時間 木村信子詩集

1993年7月、かど創房(1133)から刊行された木村信子の詩集。装画はまどみちお。かど創房創作文学シリーズ詩歌。 目次 Ⅰ わたしがいる 雲が通る 真昼 こころのたまをころがして いまは春です 春がなわとびしています ゆびわ だれかさん かたかたさん おばあ…

露ある道以後 相澤俊子句集

1990年11月、不識書院から刊行された相澤俊子の第2歌集。遺稿集。附録栞は「相澤俊子を偲ぶ―弔辞」(清水以譽子)、「父のこと母のこと」(相澤幹雄)。 この歌集は、昭和四十一年十一月出版の歌集『露ある道』につづく相澤俊子の第二歌集にして遺歌集です。…

美しい詩を作った人たち 大木実

1960年6月、さ・え・ら書房から刊行された学生向け近代詩概論。近代詩概論。「ぼくたちの研究室」シリーズ。装画は初山滋、装幀は北田卓史。『詩人の歩み――詩の鑑賞のために』と同一内容。 目次 詩について 日本の近代詩 新体詩 近代詩の夜明け 泣菫と有明 …