2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
1976年9月、永田書房から刊行された渕上熊太郎の詩集。デザインは佐藤一宇。 目次 「びっくり」が 動物園 町には海がある この夜の始まり 物怪の家。 またも、日曜日の朝なのだ 静物の午後 エチケットの三角 八月のレポート 八月の森で待っている 「花キャベ…
1939年1月、交蘭社から刊行された喜志邦三(1898~1983)の第1詩集。装幀は天野大虹。画像は函欠本。 目次 前書 春の貢 春の花束 花曆 野邊の雛菊 花占ひ 花に注ぐ 別れの花 棘ある薔薇 詩神に獻ず 河內物語 女ごころ 珠の花婿 背戶の籬に 珠を碎く 悲戀問答…
2009年6月、講談社から刊行された諏訪哲史の長編小説。装画は柴田尚吾。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1941年4月、昭森社から刊行されたリルケの散文詩。翻訳は鹽谷太郎。 目次 旗手 クリストフ リルケ の愛と死の歌 註 リルケ小伝 作品年表 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2004年9月、思潮社から刊行されたこなかりゆの第1詩集。 目次 OHMURAYOSHIKO シャコってなに? 人生TUTUTU、と歩く イチゴの親子 ハトポッポもウソつくの? 奇跡ってあるわ ToothFairyPeopleof People ニャーニャー あなたのため、太陽は明るい ○□△ IFGOMTG …
1979年12月、七月堂から刊行された加瀬隆之の第1詩集。 目次 春の小さな覚え書 無季 クレイジイ・ランドのために ある風の室内から 十二月・不在抄 死霊期 マノンに捧ぐ恋唄 残党たちの夏 十三月(一) 十三月(二) 輪廻 断眼 仮の名でよばれる秋は 十月・…
1986年12月、私家版として刊行された福島朝治による森竹夫論。森竹夫は三木卓の実父。 目次 (1)歌の変革――「極光」年少歌人 生活派口語短歌をめぐって (2)詩の変革――モダニズム詩人 作家「寝台」をめぐって (3)詩壇の変革――反逆の詩人 全詩人連合・…
1953年4月、コルボウ詩話會から刊行された相馬大の第1詩集。題字は新村出。コルボウシリーズ11。 突然 やにくさい原爆(アトム)が落ちた地上に吹き飛んだ 叡智や人道(ヒューマン)のかけらを からすがつついている…… 山村順 目次 ・影へ 競争 流れている …
1971年4月、現代思潮社から刊行された寺田透(1915~1995)の詩文集。装幀用文字は著者。 目次 ・詩 洪水 別れ居 安井と梅原 迎春賦 立原追悼 しめつぽい朝のにほひに 半島獨吟 八面通立秋 二相系 恢復期 秋 喪 夏日挽歌 葬式 早春の賦 改葬 無題 秋雨 連翹 …
1981年7月、短歌新聞社から刊行されたアンソロジー。水子地蔵尊を題材として詠まれた短歌作品集。編集は時井佳代子。 「短歌現代」に掲載された私の一首の歌が、時井佳代子さんという一人の作歌者に感銘を与えたということ自体、奇縁といわなければならない…
2001年2月、編集工房ノアから刊行された今村欣史の第1詩集。装画は菅原洸人。2020年2月、『定本コーヒーカップの耳――阪神沿線喫茶店「輪」人情話』として増補版が朝日新聞社出版から刊行された。 目次 志願 軍人精神注入棒 晩飯 ローソク 神武 臍の緒 一九四…
1927年5月、新潮社から刊行された南江治郎の第1詩集。装幀は岸田劉生。 目次 序文(野口米次郞) ・詩文六篇 魔鏡堂の喇嘛 樂死 能面師・清阿彌 LeDebrisDunPoete 白魚の料理番 愛經・外篇 ・姥母 姥 母 ・靑象 靑象 ・雪解 雪解 古式五月人形 ・ひとり 賦・そ…
2005年8月、琉球新聞社から刊行された江波洸による伊波南哲の評伝。装画は宮良瑛子。 目次 序章 伊波南哲の風景 第一章 詩の館 第二章 沖縄を誇りの楯として 第三章 銅鑼の憂鬱 第四章 花開く日を待ちつつ 第五章 沖縄よ歌え!そして舞え! 第六章 得意から…
1982年7月、思潮社から刊行された吉原幸子のエッセイ集。 ここ五、六年間のエッセイの中から、主に「ことば」や文芸作品に関連したものを集めた。自分ではマジメに書いたつもりでも、何ぶんにも守備範囲が狭く、あっちへょろよろ、こっちへよろよろ、脱線し…
1957年4月、筑摩書房から刊行された金達壽(1919~1997)の長編小説。装画・装幀は永井潔。 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2019年9月、ふらんす堂から刊行された井越芳子の句集。装幀は間村俊一。青山叢書第138集。 『雪降る音』は『鳥の重さ』に続く第三句集になる。平成十九年暮れから平成三十年四月までに作成した作品の中から三七二句を収めた。 この間、父が逝き母が逝った。…
1956年9月、筑摩書房から刊行された金達壽(1919~1997)の長編小説。 目次 第一部 李印鐘の手記 第二部 千文桂の手記 第三部 続・李印鐘の手記 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1998年5月、深夜叢書社から刊行された森崎和江の詩集。装画は菊畑茂久馬、装幀は高林昭太。 四月下旬の今日は、六月の暑さです。異常気温がつづいています。ここに数篇の詩と二つのラジオドラマを収めました。これらは互いに関連しつつ、それぞれの結晶へと…
1950年5月、冬芽書房から刊行された金達壽(1919~1997)の長編小説。装幀は永井潔。 目次 大韓民國から來た男 華燭 八・一五以後 叛亂軍 司諫町五十七番地 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1997年10月、ペヨトル工房から復刊されたピエール・ギュヨタ(ギュイヨタ)の長編小説。翻訳は榊原晃三。装幀はミルキィ・イソベ。 ピエール・ギュヨタ『エデン・エデン・エデン』は前出の「訳者あとがき」でもお分かりのように、一九七二年に二見書房より出…
1970年3月、二見書房から刊行されたピェール・ギュイヨタ(1940~2020)の長編小説。翻訳、解説は榊原晃三。 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1969年9月、二見書房から刊行されたピエール・ギュイヨタ(1940~2020)の長編小説。翻訳、解説は榊原晃三。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1995年8月、筑摩書房から刊行された伊藤比呂美と石内都によるフォトブック。ブックデザインは鈴木成一デザイン室。SWITCH連載。 写真を見てとても恥かしいと彼女は言った。私でなければイイのにとも言った。写真にプリントされた像は伊藤比呂美であっても伊…
1966年7月、思潮社から刊行された山口雄輔(1931~)の詩集。 目次 序・金田一京助 ・虹に寄せて I 虹に寄せて II 信頼 III 虹のカスタアネット IV 小川に寄せて その一 V 小川に寄せて その二 VI ふたたび虹に ・流れる雲に I 流れる雲に II 牧歌 III 少女…
1993年8月、矢立出版から刊行された友川かずき(1950~)の第4詩集。装幀は菊地信義。附録栞は矢口哲男「もう一枚の空が」。 目次 空を遊ぶ さよならの手 エリセの目 ユメの雪 天穴 神楽坂『もきち』 花々の過失 御招覧公園で 武蔵野日赤病院四五〇号室 天空…
1972年4月、合同出版から刊行された「週刊アンポ」アンソロジー。装幀は片岡真太郎。 いろんな人がいろんなところで協力しあいながら、『週刊アンポ』を出した。一九六九年の十一月十七日に第一号が出て(そのまえに、資金カンパをひとつの目的として、ゼロ号…
1988年11月、すばる書房から刊行された丸地守の第8詩集。著者自装。 人間存在の意味を考えるとき、私はどうしても「死者」のことに思いが至る。「死者」が〈生〉と〈死〉のあわいで、ぎりぎりの時間をどう過ごしたか、死への時間をどう生きたか、ということ…
1987年7月、NOVA出版から刊行された一色真理の自伝小説。装幀は荒木海踏。 本書は同人誌『舟』に連載した「ニヒリストの光芒――谷口利男私記」と、NOVA出版刊の雑誌『そんざい』に連載した「痛みの中で詩が試される」をベースに、新たに数章を書き加えて成立…
1985年11月、矢立出版から刊行された永井善次郎の詩集。装幀は志摩かほる。装画は友川かずき。 目次 水ぬるむ においをつけることができると想う 海辺 親子の晩夏 磁石 泳ぎにゆかない 血液 餌 釣針 かえってゆく 速い魚が 少年の船 宿題 遠足 春はおわる 磯…
1972年12月、私家版として刊行された永井善次郎の詩集。 目次 夏の首 競技の部落を通りぬけ 哺乳 巣の坂 造る魚 籠 昆虫の人 寒布 網の冬 食卓の花のまわりで 西風の部落 菜の花が咲きはじめると 菜の花に面して部屋ができ あすこそ男を捨てる 器 糸の部屋 …