1974年1月、創樹社から刊行された桂ゆき(1913~1991)のエッセイ集。著者自装。
目次
●アフリカの旅
- バンバリ村の一夜
- フランス治下のウバンギシャリ
- 自然とのたたかい
- 女性の成人式
- 赤道直下の三角関係
- アフリカのフランス料理
- アフリカの食味
- 青い空と黒い肌
- 原野、絶望的な断絶
- アフリカの尼僧
- チボアにのるコマンダー
- アフリカを離れて
・間奏曲1
- 狐の幻影
- 私がハッスルする時
- 私の好きな言葉
- 冒険の時代
- 百科事典と私
- 土偶
●アメリカの旅
- ブロードウェイ物語
- プエルトリコの娘
- アメリカ式文化生活をきらうアメリカ人
- ビート族の手料理
- ある日のブロードウェイ
- 無邪気な人たち
- 長話しの効用?
- ハロウイン
- 便秘と看護婦1
- 養老院の女流画家
- あるユダヤ人の死
・間奏曲2
- ゴンベとカラス
- ケイト・ミレットのこと
- 消費者は王様
- 鯛を買う人
- 九人の子どもを育てあげた母
- 厳しい抽象性
●ヨーロッパの旅
・間奏曲3
- 大きな木
- 初夢
- 夏の思い出
- 本の発見『食道楽』
- ある反抗
- 東北の温泉場
あとがき