2010年8月、アジア文化社文芸思潮企画から刊行された小林広一(1948~)による斎藤緑雨(1868~1904)の評論。
目次
序文 岡松和夫
一、全体性の誘惑
- 緑雨の文章・「文学」批判序説
二、悲劇の終わり・喜劇の誕生
- 緑雨伝「小生ハ中々身一つとハ行かず」 慶応三年一歳~明治二十三年二十四歳(一八六七~一八九〇)
三、冷笑のリアリズム
- 緑雨伝「泣きての後の冷笑なれば」 明治二十四年二十五歳~明治二十九年三十歳(一八九一~一八九六)
四、劇化が終わる地平にて
- 緑雨伝「其生粋を洗へば茶と酒となり」 明治三十年三十一歳~明治三十七年三十九歳(一八九七~一九〇四)
あとがき
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