2000年11月、書肆山田から刊行された戈麦(ゴーマイ、1967~1991)の詩集。翻訳は是永駿。装幀は亞令。
目次
戈麦自述
Ⅰ
Ⅱ
- 黄昏の星に献ぐ
- 生命の中のあまたの刻(とき)
- わたしはきれいにほじくられた骨
- ソネット: 存在
- あの見えないものたち
- 限界
- 幻影
- 厭世家
- 消え去る時間を眺める
- 悲劇の誕生
- 子供の背後の影
- パミール高原
- 朝早く、汽車が郊外にとまる
- 四月の雪
- 雨の幕のうしろに響く音
Ⅲ
- 石
- 火
- 砂
- 鏡
- 月の光
- 刀の刃
- バラ
- 牡丹
- 鯨
- 白鳥
- 運命
- 高き処
- 盲目の詩人
- 新生
Ⅳ
- 故郷・河の水
- 麦は熟れたり
- 食糧
- サンザシの果樹園
- 胡蝶
- 昨日の黄色い花
- 馬にまたがり村里の路上にあれば
- 秋
- 寒い
- 青年十戒
- 神に通路
- 黄昏に献ぐ
- 謎
- 見知らぬ主
- 海子(ハイズ)
Ⅴ
- 風
- 南方
- 南方の耳
- 天馬
- 夢に美を見る
- 浮雲
- 死に関するノート
訳者あとがき