1997年11月、邑書林から刊行された辻桃子(1945~)の第7句集。童子叢書。著者は横浜生まれ、刊行時の住所は立川市。
この句集『ゑのころ』は、『桃』『花』『現代俳句の精鋭Ⅱ・ひるがほ』『童子』『現代俳句文庫Ⅱ・辻桃子句集・しほからとんぼ』『ねむ』につぐ、私の第七句集である。
一九九〇年、九一年・拾遺と、九二年、九三年の八百句ほどを収めた。集名の『ゑのころ』は、
前世はゑのころ草でありにけり
からつけた。ゑのころは亡き師波多野爽波のもっとも愛した草だった。
この集も、亡き先生にこそ読んでいただきたかった。
(「あとがき」より)
目次
- 一九九〇年
- 一九九一年
- 一九九二年
- 一九九三年
あとがき
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