1937年6月、文泉閣から刊行されたプロレタリア・アンソロジー歌集。短歌評論社編。
目次
- 作業強化・矢代東村
- 咳きながら・速水惣一郎
- 炭坑・林冬二
- 救農工事・西川修
- 勞働讃歌・岡村淨一郎
- 墓場の穴掘・武政杜郎
- 勞働抄・後藤順一郎
- 學生の群・田邊收
- 筑波山麓・新村正史
- 列車・大藏宏之
- 千葉だより・山田清三郎
- 盆と坑夫生活・剛一志
- 尾去澤・山埜草平
- 雪夜思郷・赤木公平
- 鐵路に唄ふ・福島和人
- 税金徴收・砂木宗治
- 季節外れの日記・抄滋郎
- 年貢減米懇願書・前川和廣
- 苦悶・大江鐵麿
- 合理化システム・人見肇
- 「放火團」の村・澤房吉
- トラホームの兒童達・乙川三平
- 夏の多摩川其他・淺野純一
- サクランボ・最上二郎
- 街と農村・北山登
- 女工たち・渡邊三代子
- 印刷工の唄・渡會朝吉
- 雜詠・杉本みどり
- 母・五月朔子
- 働く歡び・立花百合子
- 雜詠・喜知子
- 健康保存デー・今東一
- 不安・金田美貴夫
- 委員會の夜・坂本晋
- 山陽本線・内海和平
- 一時機・紀太善助
- 現實・渡邊秋浩
- 八垂別五號澤・阿部安廣
- 冷風・北川龍作
- 闇の女・竜山徹夫
- 梅雨明け・秋本啄果
- あの頃・旗手力
- 金魚と娘達・千賀洋一
- 漁村風景・水野廣
- 麥すり機・保井良治
- 愚者の教訓・文屋其作
- おらが春・雨野洋夫
- 勞働生活・峠晴夫
- 生活記・南和夫
- 病褥歌稿・小名木綱夫
- 若き世代の歌・赤石茂
- 生活抄・高井邦夫
- 八錢のバツト・森谷茂
- 薄明に歌ふ・青江龍樹
- 疥癬・足立公平
- わがいのち・槇本楠郎
- 雜詠・齋藤薫
- 待機の姿勢・平野大
- 晝休み・木村砂多夫
- 生活抄・佐藤吉之助
- 病床雜詠・山中澄夫
- 窮乏・福本正夫
- 雷雨・南龍夫
- 一群・吉村穆
- 獨房集・鍋井利
- 市井事・梅田順二
- 自然と人生・高橋喜惣勝
- 女・萩原大助
- メーデーのない五月・長谷川誠一
- 津輕の百姓たち・渡邊順三
卷末記・渡邊順三
