2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
1993年8月、視点社から刊行された伊藤啓子(1956~)の第1詩集。装画は斎藤範雄、装幀は滝川一雄。著者は鶴岡市生まれ、刊行時の住所は山形市荒楯町。 まだ言葉を持たない漫然とした思念が、頭の中でアメーバのように分離したりくっついたりしながら詩の形を…
2012年5月、北方新社から刊行された藤田晴央(1951~)の詩人論。装画は野原萌。 目次 三好達治――抒情の源流を訪ねて 清水哲男――ユーモアと悲哀の抽象化 清水昶――暗喩の抒情、やさしき魂の歌 谷川俊太郎――〈沈黙〉から〈人生〉の詩人へ 辻征夫――リアリズムと…
1986年11月、編集工房ノアから刊行された森沢友日子の第3詩集。刊行時の著者の住所は京都市下京区中堂寺。 無邪気に詩が好きと思っていた頃からみれば、詩はむしろ遠い雲の中に隠れてしまったような感じがする。近寄り難くどこにも居場所がないという現実と…
1942年10月、東光堂から刊行された棟田博(1909~1988)の随筆集。装幀は田村孝之介。画像は函欠本。 目次 俘虜 剃光頭 乳母車について 記念日 南京への道 鶏をめぐりて 女の日記 十二月八日 馬來便り 突撃の心理 後記にかへて NDLで検索Amazonで検索日本の…
1995年5月、私家版として刊行された梅崎義晴の第5詩集。著者自装。刊行時の著者の住所は京都府八幡市。 吉野蔵王堂から西、階段を降りれば、谷川にたどりつく。さらに谷川を越え、つづれ折れの道を登れば、方丈の桜峠にたどりつく。四すみに桜の木、ふり返れ…
1991年10月、六興出版から刊行された山尾三省(1938~2001)のエッセイ集。 目次 島の夏 種駒打ち 下々の下国 中退 ナバ山の雲 ゲンノショーコの花 黄金の実 紙漉き ずんばい思い 温泉行 白湯(さゆ)の味 鍬を握り、鍬をおろす 裸の生命(いのち) 少年にな…
1988年9月、近文社から刊行された梅崎義晴の第4詩集。刊行時の著者の住所は京都府八幡市。 私が生まれたのは、奈良県の古い町今井町の角地である。吉野から国道一六九号線をそのまま今井町に入ってくれば、私の生まれ育った家に辿り着く。家の前は違い十字に…
1964年5月、講学館から刊行された沖六鵬(1895~1982)の自伝。カット・装幀は若山憲。題字は著者。生活文庫1。著者は書家。 目次 序 佐佐木信綱 序にかえて 長谷川伸 幼い胸に はじめての旅 安住の地はどこに 心痛む日々 望郷のうた 職人生活 道しるべ 親友…
2007年11月、土星群から刊行された森沢友日子の第5詩集。 母のことが気になりだしたのは、私が歳を重ねてからだ。その死には戦争が否応なくかかわっている。原爆でも空襲でもないが戦後の混乱期、ただ食糧が不足していた。薬もなかった。人の生命に直結する…
1986年2月、石風社から刊行された森崎和江(1927~2022)のエッセイ集。スケッチは著者。 目次 カルカッタの朝 路上の床屋たち 路上の人びと 大地に伏す パトナの風 ムムンガの木 ブッダガヤの小集落 ブッダガヤの農村 インドの川 聖地とサーカス小屋 バルー…
1983年4月、駿台書房から刊行された上野友夫の歌謡詩集。 目次 倖せはいつの日か 私の夢で 花と怒濤 故郷恋し 校歌・社歌 私自身のこと・私の仕事 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1989年11月、書肆季節社から刊行された吉村博次と賀陽亜希子の詩集。編集は賀陽亜希子。装幀は政田岑生。「吉村博次先生を囲む会」配布本として制作。 目次 ・吉村博次 秋 挽歌(4) 夜のえちうど(4) 手さげ袋 手 ・賀陽亜希子 果樹園 甕 NDLで検索Amazon…
2011年7月、ふらんす堂から刊行された服部葵(1941~)の詩集。装幀は和兎。付録栞は井坂洋子「裁断の刃」。刊行時の著者の住所は国立市東。 目次 意味を問わなくなっただろうか ぜんぶ耳のせい 力について 人形の家でなく 朝の知らせ よむみるきくおもう ス…
1989年4月、離陸の会から刊行された岩井昭児の詩集。著者自装。刊行時の著者の住所は小平市。 目次 ・帆翔 天国への道: とりふぃどの日 禿鷲 動物園 百合鷗 交響 雀 帆翔 よいざめ ミケ 蛸 野の唄 岩魚 秋 かげろう 蝶 「パロウラス・ジャック」 マーサの旅 …
1988年4月、新潮社から刊行された川崎洋(1930~2004)の長編小説。装画は池田良二。 目次 Ⅰ 一人のくつみがきの死 サイパンと呼ばれた男 北ガラパン二丁目・末廣亭 戦前のサイパン 長岡利八郎の両親 南洋の楽園 日本軍駐留 サイパン初空襲 硝煙のにおい 米…
1968年1月、思潮社から刊行された相良平八郎の詩集。 この詩集の十四篇の詩は一九五五年ころから六六年までの間、各誌に発表したもののなかからえらんだ。詩の配列は比較的おなじ傾向と思われるものを年代順を無視してならべた。 戦後詩との出会いによって私…
1958年5月、大日本雄弁会講談社から刊行されたウィリアム・ブリンクリーの長編小説。翻訳は山西英一。原題は"Don't Go Near the Water"。 目次 1 艦を見棄てるな メロラ1 メンドサの情熱的なセーラーたち 2 ボートライト提督を教育す メロラ2 フランジパ…
2016年1月、ミッドナイト・プレスから刊行された平井弘之の遺稿詩集。装画はタカハシタツロウ、装幀は渡部健。 目次 Ⅰ 九月に会いましょう 詩の営業07(百回読む) モダニズムの人質 能里子の振り袖 思い出に浸ると死んでしまう 30(「奥村真さんを偲ぶ会」に出…
1975年、落合書店から刊行された三好豊一郎(1920~1992)の詩集。装幀は後藤寿朗。天山文庫8。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2013年8月、編集工房ノアから刊行された東利行(1949~)の第4詩集。カバー書は東峰香、口絵は東利光。刊行時の著者の住所は奈良県桜井市。 目次 化合 混成 回折 淘汰 超克 分裂 連鎖 抑圧 告解 裂開 乖離 集束 融化 背馳 倒錯 葛藤 妄執 相即 縮合 供犠 感…
1943年12月、春江堂から刊行された富田常雄(1904~1967)の長編小説。装幀は河野通勢。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2003年5月、創造書房から刊行された近藤明理(1954~)の詩集。装幀・挿絵は近藤綾。著者は東京生まれ。 目次 Ⅰ 春 ドリーム ・ボトル ひきだしが一杯 恋の缶詰 誕生日(バースディ)イブ 皮族の言いぶん ただいま調整中 ひとりだち アフタヌーン・ティー 鹹…
2015年7月、ナナロク社から刊行された谷川俊太郎(1931~)の詩集。ブックデザインは名久井直子、編集は川口恵子。著者は東京生まれ。 メディアに氾濫するコトバの洪水に食傷しているうちに、思いがけず自分にとってはちょっと新鮮な発想の短い詩群が生まれ…
2013年7月、思潮社から刊行された吉田広行の詩集。付録栞は川口晴美「ほどかれたかけらになって」、上山睦美「言葉を失った場所から」。 目次 長く折りたたまれたいちまいの詩、のように Ⅰ 歲月 もう一つのメルヘン クロニクル サンマルタン運河 にぎやかな…
1958年10月、私家版として刊行された岡加寿夫の詩集。編集は酒井忠昭。 目次 無題 町の散歩 極みの海 晩夏 秋の祈り 寂寥 人に ひとり 夕べに 出発 オリエントの愛の歌 狂気 朝の歌 ひとつの歌 失題 冬のはじめに 海辺にて 夢 送別 ひとつの葉に寄せて 歌 ND…
1996年11月、詩学社から刊行された松島雅子(1958~)の第2詩集。付録栞は辻征夫。刊行時の著者の住所は小金井市。 目次 アナウンス メビウスの帯 習慣 # (シャープ) 横顔 沖に浮かんだ小さな船を ひと夏の間 親しみ まっすぐに降りてくる雨には 沈黙 人の生…
1964年9月、新星書房から刊行された森岡貞香(1916~2009)の第3歌集。著者は松江市生まれ。 本集は「白蛾」「未知」につづく一九五六年秋から一九六四年春に至る作品集です。 八年間の作品の出生をひとつひとつ問いただすようにして改めていつた時、怖さと…
1957年、国文社から刊行された金時鐘(1929~)の第2詩集。カバー装幀は吉仲太造。写真は内海正。 目次 1. 犬のある風景 政策発表会 木靴 除草 インデアン狩り 長屋の掟 淀川べり 家出 夜の街で 浦戸丸浮揚 盲貫銃創 的を堀る かものむれ たしかにそういう…
2003年11月、書肆山田から刊行されたぱくきょんみ(1956~)の第2詩集。装画は岡崎乾二郎。装幀は亜令。著者は東京生まれ。 目次 そして そのコ(キャミソールに……) そのコ(あら、白い……) そのコはホアンである そのコみみこ――A・N氏の食指のたゆみなきに そ…
09年11月、こぎと堂から刊行された沖野裕美の第5詩集。著者は今帰仁村天底生まれ。 セクションという言葉を細野真宏氏の経済雑誌ではじめて知ったとき、これは詩のタイトル代わりに使えるかもしれないとひとり合点してセクションの塊をシリーズ化してしまい…