1967年3月、思潮社から刊行されたアンソロジー。翻訳は片桐ユズルと池谷敏忠。現代の芸術双書21。
目次
まえがき(片桐ユズル)
ロバート・ブライ
- 広告屋の大軍
- J・P・モーガンの昇天のための詩
- ラキパール川にむかって車をはしらせる
- 三部に分かれた詩
- 助けを求めなければならないところ
- グラストンベリの日曜日
- 忙しい男は話す
- 産業革命のあと、あらゆることがいっぺんにおこる
- みぞれ吹きつけるメリット・パークウェイ
- 労働階級の状況 一九六〇年
- 古びた板
- 午後に降る雪
ルーイ・シンプスン
- みどりの羊飼い
- 支配者の夢
- 西欧に
- 聖者たちが天国で宴会をしている
- 小鳥
- カレンタン おお カレンタン
- 郊外で
- アメリカ杉
- ……がある
- 夏の朝
- 無言の恋人
- カバの木
- 海と森
- 朝の光り
- トロイカ
- カエルたち
- 夜にノーを命令する父
- アメリカの詩
- 内部
- ミネソタの農場
- 愛よ わが機械
- 風と雲と世界の繊細なカーブ
- ベア・マウンテンのウォルト・ホイットマン
- サンフランシスコの近くで書いた詩
ジェームズ・ライト
- 冬のおわりに水たまりをまたぐと むかしの中国の地方長官をおもう
- マーチンズ・フェリー(オハイオ)に秋がきた
- ミネソタ州パインアイランドで ウィリアム・ダフィの農園のハンモックに寝て
- 恐怖は私を奮い立たす
- ブドー酒のあきビンにいれて 夜のけしからん時間にモミジの谷になげすてたことば
- ハーデング大統領についての二つの詩
- アイゼンハワーのフランコ訪問 一九五九年
- スペインの詩人をおもって
- たそがれ
- 二日酔いの歌二つ
- 雷雨の寸前に オハイオ州中央部でバスの窓から
- 春の二つの魅力
- 春のイメージ
- 再び故郷に着いて
- 寒い家で
- 市場から脱出するための祈り
- 雨
- きょうとても幸せだったのでこの詩を作った
メアリー・ブライ
註
あとがき(池谷敏忠)