2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

作家と生活 徳永直

1941年9月、桃蹊書房から刊行された徳永直の評論随筆集。装幀は柳瀬正夢。 目次 I 「生活を考へる」について 「嫌な奴の登場」について 「くれなゐ」について II 家庭の一日 弟のこと 夏 村の景色 ある日の私 きのこ汁 III 作品と作家の間 「無智」と「金錢…

人生受難詩集 牧羊子詩集

1971年12月、山梨シルクセンター出版部から刊行された牧羊子の第2詩集。装幀は開高道子。解説は大岡信。「現代女性詩人叢書」4。 目次 序詩 季節 Saison de Noir 星座 Saison d'or Desin de Mai 六月の花に A une Saison Rouge いこい マヌカンの唄 秋 もえ…

砂の記憶 田中佐知詩集

2004年8月、思潮社から刊行された田中佐知の遺稿詩集。 目次 1 prologue 2 砂の記憶 3 痛み 4 指から砂が…… 5 一粒の砂 6 いのちの炎 7 解放 8 墜ちる 9 無の国 10 鮮やかな花 11 焦燥 12 砂塵 13 捩れる 14 光と影 15 無限の愛 16 舌 17 天空 18 生誕 19 カ…

雪の貌 中川悦子詩集

1985年10月、みやま書房から刊行された中川悦子(1930~)の第2詩集。題字・装画は杉村暎子、装幀は浅野洋子。解説は更科源蔵。 目次 Ⅰ 転生の魚 回遊魚 雲 冬のさくら 雪の貌 嵐 足跡 鳩 Ⅱ 亡郷 火山灰地 むくげ 山中にこもれば イタンキ 銀沼 修院の庭 天…

天の水 高塚かず子詩集

1998年8月、思潮社から刊行された高塚かず子の第2詩集。装幀は大岡亜紀。 目次〈天の水〉 水 水の伝言 濃霧 江川(ごうがわ) 脱水 水域 天の水 〈残響〉 日程 クローン 桜 まひるのジャム ニッポニア・ニッポン 寒い証言台 残響 〈猫祭〉 螺旋 海 うた 鳥 …

悲しみよ こんにちは フランソワーズ・サガン

1955年4月、ダヴィッド社から刊行されたフランソワーズ・サガンの長篇小説。39刷。翻訳は安東次男。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

小窓の沈黙 佐藤詠子詩集

1991年11月、あざみ書房から刊行された佐藤詠子の第2詩集。 目次 預りの品 屋根 岐れ道 顔 雨後 公園 ある夜 庭 水たまり 自転車 蔦 白木蓮 花ごころ 池 掌の中 ゆきどけ 刻 きょうⅠ きょうⅡ ある夏の日 言の葉 シミ 暮景 桃の花 貝がら 今日は雨 老犬 姿 虫…

さよならの花束 前田詩津子詩集

1971年6月、サンリオ山梨シルクセンター出版部から刊行された前田詩津子(1949~)の第3詩集。装幀・挿画は楠侑子。 目次●待ちくたびれた午後 松葉 嘘 待ちあわせの場所 待つということ ●みつめあう瞳の奥に 手のひらがくすぐったい いくつもいくつも秋は来…

時間のかたち 杉田早智子詩集

1991年12月、書肆といから刊行された杉田早智子(1938~)の第1詩集。著者自装。 目次 Ⅰ 彷徨 背中 脱皮 種子 肩 位置 予兆 非在 〈人形〉 〈窒息〉 〈Warp〉 Ⅱ 邂逅 倒木 倶利加羅峠から 浮標 仮眠 夢のあと 退けどき 〈影〉 〈光〉 Ⅲ 時間のかたち 北の伝…

山手線駅詩篇 青木滋詩集

1988年3月、国鉄詩人連盟から刊行された青木滋(1937~)の第2詩集。装幀は内田克己。「国鉄詩人シリーズ」8。 目次 池袋駅 目白駅 高田馬場駅 新大久保駅 新宿駅 代々木駅 原宿駅 洪谷駅 恵比寿駅 目黒駅 五反田駅 大崎駅 品川駅 田町駅 浜松町駅 新橋駅 有…

恋と少年 富島健夫 河出書房新社

1963年5月、河出書房新社から刊行された富島健夫の長篇小説。装幀は原弘。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

ダチュラの花咲く頃 山本博道詩集

2007年8月、書肆山田から刊行された山本博道(1949~)の第13詩集。挿画は浜田洋子、装幀は亜令。 目次 * 雨の日とその翌日 秋の終わりの朝 散歩がてらのこと 大虐殺の手記を読んで カブトムシと初詣 人間論 死生観 ** 金色の雨 朝の窓辺 ホテル小景 夜の窓…

水の残像 江島その美詩集

1991年8月、土曜美術社から刊行された江島その美(1944~)の第4詩集。装幀は司修。「21世紀詩人叢書」5。 きらきら光っている水あそびの水、ままごとあそびの水… 水に触れ、水に濡れていて、水を意識しない幼いこどものしぐさを、「美しい!」と、おもわず…

若葉の炎 富島健夫

1960年5月、彌生書房から刊行された富島健夫の長篇小説。装幀は難波淳郎。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

海のエチュード 大湾雅常詩集

1980年10月、紫陽社から刊行された大湾雅常の詩集。編集は仲地裕子、装幀は真喜志勉。附録栞は森原智子。第4回山之口貘賞受賞作品。 目次 Ⅰ 車窓から めまい エア・ウェイ 失なわれた日の断章 肺の構図 最後の晩餐 心象のオムニバス 未来の休息 生者に与える…

日本未来派 菊岡久利詩集

1976年4月、カルチャー出版社から刊行された菊岡久利の第4(遺稿)詩集。編集は菊岡ノンコ。 目次 日本未来派 アニイ・パイルの歌 猶吉 インプレッション 警鐘 ピカソのたそがれ 蠟燭っぽい歌 口端にのぼる名前なぞ 挽歌 出来事 花 古い池 青春 古城のうた …

吉屋信子句集

1974年3月、東京美術から刊行された吉屋信子(1896~1972)の遺稿句集。編集は吉屋千代。装幀は殿村郁子。 目次 序 星野立子序 中村汀女初暦の句など 滝井孝作 追悼句 水原秋桜子・富安風生・永井龍男・渋沢秀雄・石塚友二・安住敦・高木晴子・五所平之助・…

家系 米屋猛詩集

1979年10月、思潮社から刊行された米屋猛の第1詩集。第13回小熊秀雄賞受賞作品。 目次 1 家系 船越駅で その朝 船川線 センチメンタルジャーニー サムカゼ山 夜の男鹿線 夜ごとみる夢 2 わが日常譚 愛されない小犬ゴンべを愛するうた 秋田市広小路 上野 ば…

家族 佐藤正子詩集

1986年10月、花神社から刊行された佐藤正子(1945~2015)の第2詩集。 目次 次兄 凧 シーソー 長兄 富士山 父 保護者 大晦日 元旦 百人一首 姉 母 見取図 神 空 帰宅 ツィゴイネルワイゼン 思春期 部屋 顔 叔父 毒薬 ことば 花火 父母 あとがき NDLで検索日…

まつげの林 竹久明子詩集

1970年4月、思潮社から刊行された竹久明子の第1詩集。装幀、装画は宇野亜喜良。題字、序文は西条八十。 目次 序文 西條八十 あなたへ あなたへ 風景 時 夢 めぐり逢い ハレーション 樹 素聲 小径 領土 爪 六本目の指 まつげの林 空気 許してほしい恋人 泥 泥…

花讃め 江森國友詩集

1977年5月、沖積舎から刊行された江森國友の第3詩集。版画は井上敏男。 目次 跋 宇佐美英治 花讃メ 四季 花冠 花陰 花暦 花音 花茎 花管 花信 青 花輪―印ヲ結ブモノトシテ終ニ NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

幼童詩篇 江森國友詩集

1980年9月、昭森社から刊行された江森國友(1933~)の第4詩集。 目次 Ⅰ娘に (顔をのぞかせている小さな花房) (犬が吠えている) (リンゴは) (発語と音との間になにか重いものが……) (玉の転がって溢れる笑い) (朝 鳥多知乃佐辺津里乎聞) (その秋には なにより…

灰色の自動車 アレクサンドル・グリーン

2016年5月、アルトアーツから刊行されたアレクサンドル・グリーン(1880~1932)の短篇集。翻訳は西周成(1967~)。 目次 稀有な写真機 魔法のスクリーン 僕はいかにスクリーン上で死んだか 緑のランプ 灰色の自動車 NDLで検索アルトアーツ

近代ロシヤ詩集

1955年11月、三笠書房から刊行された近代ロシア詩集アンソロジー。翻訳は樹下節(1911~1990)。 目次 プーシキン ミューズ外三十五篇 レールモントフ 譚詩外三十六篇 シェフチェンコ わが唄よ外二十五篇 ネクラーソフ 現代の頌詩外二十七篇 デルジャーヴィ…

長春五馬路 木山捷平

1968年10月、筑摩書房から刊行された木山捷平の長篇小説。 目次 第一節 墓標 第二節 襤褸 第三節 戦禍 第四節 中国服 第五節 太常の妻 第六節 七家子 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

黄色い娼婦 森万紀子

1971年9月、文藝春秋から刊行された森万紀子(1934~1992)の短篇集。装幀は司修。表題作は第65回芥川賞候補作品。 目次 黄色い娼婦 日曜日 人の立つ橋 残骸の町 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

月夜見の島 青来有一

2002年10月、文藝春秋から刊行された青来有一の長篇小説。写真はChris Cook/SCIENCE SOURCE/amanaimages。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

人間のしわざ 青来有一

2015年4月、集英社から刊行された青来有一の作品集。カバーは関根正二「信仰の悲しみ」。装幀は櫻井久。 目次 人間のしわざ 神のみわざ NDLで検索Amazonで検索

小指が燃える 青来有一

2017年8月、文藝春秋から刊行された青来有一の作品集。装画は牧野千穂、装幀は関口聖司。 目次 沈黙のなかの沈黙 小指が燃える NDLで検索Amazonで検索

聖水 青来有一

2001年2月、文藝春秋から刊行された青来有一の第1著作集。写真は鈴木理策、装幀は石崎健太郎。「ジェロニモの十字架」は第80回文學界新人賞受賞、第113回芥川賞候補作品。「泥海の兄弟」は第116回芥川賞候補作品。「信長の守護神」は第121回芥川賞候補作品。…