1941年9月、桃蹊書房から刊行された徳永直の評論随筆集。装幀は柳瀬正夢。
目次
I
- 「生活を考へる」について
- 「嫌な奴の登場」について
- 「くれなゐ」について
II
- 家庭の一日
- 弟のこと
- 夏
- 村の景色
- ある日の私
- きのこ汁
III
- 作品と作家の間
- 「無智」と「金錢」について
- 新人と舊人の間
- 通俗との岐め
- 醫者と小説家
- 痩せる小説
- 特徴を生かすこと
- 他人へ通する道
- 文學修業といふこと
- 「家庭にかへる」意味
IV
- 六月の感想
- 鮎一尾
- 出ぐせ
- 特急さくら
- 「子供の一日」その他
V
- 「家庭」と「愛情」と
- ちよんかけと木インテン
- 文學的な育兒觀
- 男の一面について
- グウテンベルグその他
VI
- はたらく人と文學
- 二人のはたらく女性
- 勤勞者娯樂の今昔
あとがき